【ニッセン東京一次】敗戦の譜
2011年5月26日 ゲーム コメント (3)黒単はやっぱりきつかった・・・・(挨拶)
敗戦からこそ多くを学べる。
そう思いたい。
というわけで、ちょっと遅くなったが、ニッセン東京1次の反省(というより記録)。
ニッセン東京1次は2-6の惨敗。目がなくなっても、公式戦以外にデッキを回す機会のない社会人家庭持ちプレイヤーとしては、(せっかく家族の承認を得て土曜を1日使えることとなったのだから)1戦1戦が貴重な体験であり機会。したがって、最後まで完走をした(最終戦のマッチアップの紙にはポイント一桁がほとんどいなかったのは寂しかった。まあ当然ですが)。
ヴァラクート ××
青赤双子 ○○
青赤双子 ○××
白黒カウブレ ××
青白カウブレ ○○
白茶ウィニー ××
緑青黒ビッグマナ ××
バントヴァンセールビート ××
最後の3戦くらいは、目がなくなった(すなわち弱い)デッキ(プレイヤー?)がドロップしたため、かえって勝てなくなっているところが悲しい。
思えば、ローウィンからMTGを始めて2年半。ニッセン予選に出るのは初めて。
今回は、予告(?)どおり黒単で出場。レシピは以下のとおり。引きが悪くて負けたとか、プレイが下手で負けたという以前に、やはりデッキの力の差というものを感じたというのが正直なところ。しかし、それを更なる改造で乗り切れるかというと、正直なところ自信がない。
簡単に要約すれば、ミラクル、緑黒剣(とそれをもってこられる石鍛冶)、神ジェイスの3枚にやられたという印象。したがって、ヴァラクートとは何とか5分程度(この第1戦の相手は招待枠ボーダー上という大変うまい方)、双子には有利なるも、ミラクルや刃砦がいるバント、ナヤビートも相当きつい。
改めて、dds666さんが紹介してくれたPTQ千葉のTop8黒単と比較すると、
http://delete.diarynote.jp/201105251725346534/
相手の脅威を排除することの方に気が向きすぎていて、黒のプールにあるせっかくのカードパワーのあるカードの採用が少なく(タイタンとか抹消者とか)、悪い意味で丸い作りになっているような気がする。実際に試合では(特にカウブレ系)、鞭打ち悶えを引かないと厳しいという状況だった。コントロールに寄せるなら、もっと徹底してやるべきだったかもしれない。
しかし、精神腐敗を連打して相手のハンドをほぼ空にしたにもかかわらず、トップから引かれるクリーチャーに(このときは刃砦の英雄でした)ボッコにされたとき、ちょっとこのデッキに(そのコントロール力に)絶望したのも事実。血の署名くらいしかドロー手段もないし。
また、予想以上に環境に《四肢切断》が充満していたため、やはり抹消者よりは迫害者だったかもしれない。抹消者は常に《四肢切断》で殺されていました(こういうときに必ずといってよいほど《呪文滑り》を引けていないのは私らしい)。
遊生さんの結果を出されている黒単も参考になる(ひみつのみでしたのでURLは出しません)。
今回、PW(特に神ジェイス)を手札から落とせるようにと《蔑み》を使ってみたが、本当の脅威の一つが緑黒剣であったので、ビートには無駄になるかもしれないが、この遊生さんのデッキのように《強迫》を4枚とるべきだったかもしれない(1マナハンデス8枚体制)。私は、石鍛冶をまず落としたいと考えていたのでこういう選択をしたのだが。サイドに入れ替えのスロットもないことから、このあたりの選択は悩ましい。
まず、何より神ジェイスの存在からスタートせざるを得ない現在の環境を考えると、寄生虫と破棄者をフルに積んだ遊生さんのデッキも一つのソリューションと思えるが、後半に引き込んできたときはどうだろうかとも考えてしまう。ただし、寄生虫はミラクルもブロックできて、またバンプもできるのでデカ物との相打ちも狙えるので、腐らないかなとも思ってみたり・・・
そして、両デッキに共通しているのが、喉首狙いの4積み。現在《呪文滑り》が蔓延している中、これで滑らない《喉首狙い》はかない的確な選択だと思う。ただし、ゴーレムには弱いが。決して環境に多くはないアーティファクトクリーチャーを意識したり、《呪文滑り》自体をやれないから・・としてピン除去を散らしてしまったのも、心の弱さかもしれない。
サイドについてはやはりヴァラクートと双子が一定数いる限りは記憶殺しの4積みが正解のような気がする。せっかくの黒単なのでサディストは使いたいといつも思うが、やはり記憶殺しが有利という結論になる。3枚でなく4枚抜けるのなら、こちらを使うという考えも出てくるが・・・
かように考えがまとまらず、調整の方向を見失っているような気がするが、どうせプレイスキルがないのだから、回しやすいビート寄りを目指すべきかもしれないとも思ってみたりする。
今少し試行錯誤が必要なようだ。
敗戦からこそ多くを学べる。
そう思いたい。
というわけで、ちょっと遅くなったが、ニッセン東京1次の反省(というより記録)。
ニッセン東京1次は2-6の惨敗。目がなくなっても、公式戦以外にデッキを回す機会のない社会人家庭持ちプレイヤーとしては、(せっかく家族の承認を得て土曜を1日使えることとなったのだから)1戦1戦が貴重な体験であり機会。したがって、最後まで完走をした(最終戦のマッチアップの紙にはポイント一桁がほとんどいなかったのは寂しかった。まあ当然ですが)。
ヴァラクート ××
青赤双子 ○○
青赤双子 ○××
白黒カウブレ ××
青白カウブレ ○○
白茶ウィニー ××
緑青黒ビッグマナ ××
バントヴァンセールビート ××
最後の3戦くらいは、目がなくなった(すなわち弱い)デッキ(プレイヤー?)がドロップしたため、かえって勝てなくなっているところが悲しい。
思えば、ローウィンからMTGを始めて2年半。ニッセン予選に出るのは初めて。
今回は、予告(?)どおり黒単で出場。レシピは以下のとおり。引きが悪くて負けたとか、プレイが下手で負けたという以前に、やはりデッキの力の差というものを感じたというのが正直なところ。しかし、それを更なる改造で乗り切れるかというと、正直なところ自信がない。
簡単に要約すれば、ミラクル、緑黒剣(とそれをもってこられる石鍛冶)、神ジェイスの3枚にやられたという印象。したがって、ヴァラクートとは何とか5分程度(この第1戦の相手は招待枠ボーダー上という大変うまい方)、双子には有利なるも、ミラクルや刃砦がいるバント、ナヤビートも相当きつい。
悶えビート!Ver.2.0
【土地 25枚】
17《沼》
3《新緑の地下墓地》
3《湿地の干潟》
2《墨蛾の生息地》
【生物 16枚】
2《大聖堂のスカージ》
4《呪文滑り》
3《マラキールの門番》
3《吸血鬼の夜鷲》
2《ファイレクシアの変成者》
2《ファイレクシアの抹消者》
【その他 20枚】
4《鞭打ち悶え》
4《コジレックの審問》
2《蔑み》
1《不気味な発見》
2《四肢切断》
1《喉首狙い》
1《破滅の刃》
2《ゲスの評決》
3《精神腐敗》
【サイド】
3《ファイレクシアの十字軍》
2《呪詛の寄生虫》
3《記憶殺し》
2《黒い太陽の頂点》
2《地盤の際》
3《転倒の磁石》
改めて、dds666さんが紹介してくれたPTQ千葉のTop8黒単と比較すると、
http://delete.diarynote.jp/201105251725346534/
相手の脅威を排除することの方に気が向きすぎていて、黒のプールにあるせっかくのカードパワーのあるカードの採用が少なく(タイタンとか抹消者とか)、悪い意味で丸い作りになっているような気がする。実際に試合では(特にカウブレ系)、鞭打ち悶えを引かないと厳しいという状況だった。コントロールに寄せるなら、もっと徹底してやるべきだったかもしれない。
しかし、精神腐敗を連打して相手のハンドをほぼ空にしたにもかかわらず、トップから引かれるクリーチャーに(このときは刃砦の英雄でした)ボッコにされたとき、ちょっとこのデッキに(そのコントロール力に)絶望したのも事実。血の署名くらいしかドロー手段もないし。
また、予想以上に環境に《四肢切断》が充満していたため、やはり抹消者よりは迫害者だったかもしれない。抹消者は常に《四肢切断》で殺されていました(こういうときに必ずといってよいほど《呪文滑り》を引けていないのは私らしい)。
遊生さんの結果を出されている黒単も参考になる(ひみつのみでしたのでURLは出しません)。
今回、PW(特に神ジェイス)を手札から落とせるようにと《蔑み》を使ってみたが、本当の脅威の一つが緑黒剣であったので、ビートには無駄になるかもしれないが、この遊生さんのデッキのように《強迫》を4枚とるべきだったかもしれない(1マナハンデス8枚体制)。私は、石鍛冶をまず落としたいと考えていたのでこういう選択をしたのだが。サイドに入れ替えのスロットもないことから、このあたりの選択は悩ましい。
まず、何より神ジェイスの存在からスタートせざるを得ない現在の環境を考えると、寄生虫と破棄者をフルに積んだ遊生さんのデッキも一つのソリューションと思えるが、後半に引き込んできたときはどうだろうかとも考えてしまう。ただし、寄生虫はミラクルもブロックできて、またバンプもできるのでデカ物との相打ちも狙えるので、腐らないかなとも思ってみたり・・・
そして、両デッキに共通しているのが、喉首狙いの4積み。現在《呪文滑り》が蔓延している中、これで滑らない《喉首狙い》はかない的確な選択だと思う。ただし、ゴーレムには弱いが。決して環境に多くはないアーティファクトクリーチャーを意識したり、《呪文滑り》自体をやれないから・・としてピン除去を散らしてしまったのも、心の弱さかもしれない。
サイドについてはやはりヴァラクートと双子が一定数いる限りは記憶殺しの4積みが正解のような気がする。せっかくの黒単なのでサディストは使いたいといつも思うが、やはり記憶殺しが有利という結論になる。3枚でなく4枚抜けるのなら、こちらを使うという考えも出てくるが・・・
かように考えがまとまらず、調整の方向を見失っているような気がするが、どうせプレイスキルがないのだから、回しやすいビート寄りを目指すべきかもしれないとも思ってみたりする。
今少し試行錯誤が必要なようだ。
コメント
ハンデス重視のデッキは、この短い有利な間に素早くゲームを決するためにパワフルなフィニッシャーは必須です。
早く倒せばそれだけ相手のドロー回数が少ない=トップデッキされる確率も下がる、という事なので。
レシピを見るとコントロール重視のようですが、ドローソースのないデッキでコントロールし切るのは現スタンでは相当苦しいと思います。
強迫が4枚の一番の理由はこの8枚で殴るために相手の除去を落とすということが一番おおきいです。
寄生虫や破棄者もプロ黒や装備を意識したのもありますが、
磁石やジェイスを封じてフィニッシュの8枚が殴れるようにするためのものです。
1~3T目で下準備をして、4T目にフィニッシャーを呼び、そこから3Tぐらいで決着をつけるのが理想ですね。
早速に名古屋の両巨頭からレスをいただき、恐縮しています。
ハンデスは一時しのぎであり、アドも取れていないという当たり前のことをきちんと認識できていませんでした。確かに、ドロソもろくにない中での長期戦になるコントロールが成立するはずもありません。協力なフィニッシャーが相当数必要であるということ、よくわかりました。
とはいえ、黒については一部吸血鬼を除けば1マナ圏に優良なカードもななさそうなのでハンデスを用いることになるわけですが、むしろ落とすのは3マナ以下のカードということで、審問が優先されるのはよくわかります。5枚目以降をやはりハンデスにするならば、クリーチャーを落とせる蔑みが良いような気もしますが、脅迫を優先されているのは、ご指摘のようにピン除去を落とすこと、そして環境に蔓延する(黒では壊せない)剣を落とすためという明確な目的があるからだと理解しました。
このようなやりとりの中で1マナ圏8枚とした場合、ハンデス8枚は基本とは思いますが、スカージを4枚とってはどうかと思うようになりました。いずれにせよビートに寄せる方が(PW対策も寄生虫か廃棄者か呪詛術士にまかせることにして)全体としてうまくまわるのではないかと思い至りました。
しばらくこの方向で考えてみようと思います。
ありがとうございました。