【Modern】コンボ特化型アブザンカンパニー
2015年6月11日 デッキレシピ前から組んであったFace to Face アブザンも、ちょっと時流からははずれているかなと思い、集合した中隊を入手したことに伴い、アブザンカンパニーに衣替えをしようかなと思いつく。
そして、赤黒ゾンビを組むために調達した《爆破基地》があるので、頑強コンボに比重を置いた作りを模索。
その過程で、《安寧砦の精鋭》というカードを思い出す。これを使えば、3キルができる。
どうしてこれを使うレシピがないのかなと思う。コンボでもグッドスタッフのビートでも戦える形にするためだろうというのは分かるが。
1T 寺院の庭セットで極楽鳥(又はオバ賛美)
2T 寺院の庭か神無き祭殿セットで爆破基地
3T 土地セットでアナフェンザ、安寧砦の精鋭(出た時に極楽鳥に鼓舞)
これで安寧砦の精鋭をイレポン・ダシポンして終了。
コンボパーツを殺戮遊戯で抜かれても何とかなるように、それぞれ2種類を用意。すなわち、
○爆破基地&臓物の予見者(サクリ台)
○安寧砦の精鋭&台所の嫌われ者(頑強持ち)
○アナフェンザ&メリーラ(マイナスカウンター消し)
ただし、安寧砦の精鋭の場合にはサクリ台は爆破基地でなければダメという条件がつくが。
ざっと組んでみたところこんな感じ。コンボ以外での勝ち筋は全く見えないが(笑)
【生物】24
臓物の予見者 2
極楽鳥 4
安寧砦の精鋭 4
アナフェンザ 4
メリーラ 2
台所の嫌われ者 4
永遠の証人 2
自由枠 2(オバ賛美、復活の声、軟泥、スマイター、クァーサルあたり?)
【アーティファクト・エンチャント】4
爆破基地 4
【その他呪文】10
思考囲い 2
(生物比率を高めるためサイドに落としてオバ賛美にするのも可、又は召喚の調べでもよい)
流刑への道 4
集合した中隊 4
【土地】 22
寺院の庭 2
神無き祭殿2
吹きさらしの荒野4
湿地の干潟 4
地平線の梢 4
平地 2
森 2
沼 1
マナの合流点 1
コンボに特化するならコンボパーツ6種類を全部4積みという選択もあるが、デッキが恐ろしく弱く見える(笑)
一時帰国のお供(その3:レガシー編の2)
2015年6月5日 デッキレシピさて、MUD(Postなし)を、代表的なレシピで少し回してみる。
いわゆる無色バージョンと、タッチ赤で《ゴブリンの溶接工》を用いる形を。
さすがに、一つのアーキテクトとして確立しているだけのことはあり、感心させられるが、やはり土地にはCloud Postパッケージがあった方が強いなと感じる。最近のレシピの多くがその形になっているのも納得。となると、MUD-Postということになり、無色Postにかなり近づく。両者の違いは、私個人の考えでは、鍛冶場主が入っているのがMUD-Postで、入っていないのが無色Postということになる(というのも、MUDの最大の特徴といわれる金属細工師を私は無色Post で使っちゃっているから・・笑)。
まあ、ここまで近づくなら無色Postの調整に精を出したほうがいいな~などと思っていたときに、目に留まったのが、《屑鉄の学者、ダレッティ》を中心にすえたアーティファクトのリアニデッキ。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/832
レシピを見ただけでは正直なところどのような動きをするデッキかはわからなかったが、アーティファクトのシルバーパレット戦略がとれ、ワームとぐろエンジンが墓地と戦場をぐるぐる回り、イシュ・サーが手札→墓地→戦場→手札と循環するいうのは分かる。何やら訳も無くこのレシピに感激し、魅せられてしまった。
幸い、ダグ・フェイデン以外に持っていないカードで値の張りそうなカードはなさそうなので(但しデュアランはもっていないのでショックランドで代替)、まずはプロキシで組むこととする。
一人で回してみる・・・難しい!!!・・しかし、それ以上に面白い。一手一手に恐ろしいほど多くの選択肢があり、正直なところ私の能力では上手く回せないのは明らかであるが、面白くて止められない。相手に合わせて必要牌を持ってくることができるアーティファクトのシルバーパレットは本当に面白い。大好きなからみつく鉄線を駆使するのもマル。
正直強いデッキかどうかはわからないが、乗り手がよければそこそこやるんじゃないだろうか。
難点はダレッティを封じられると(針とか刺されるんだろうな・・そのためのチャリスでもあるんだろうが)かなり弱くなること。しかし、三種のPWを駆使するので、針も足りんだろう。
そして、煙突などについてWikiを読んでいて、このデッキにはヴィンテージのスタックスのパーツがかなり盛り込まれていることを知る(絡みつく鉄線、三なる宝球、煙突など)。いわゆるテゼレッターの系譜上のデッキというよりは、スタックスのレガシー版というイメージだろうか。
色マナ調達(序盤でTransmute Artifactが青マナ2つを要求)に難があるのは明らかなので、少しマナ基盤をいじる。
しばらくは、これで遊んでみよう。
というわけでデュアラン以外の持っていないカードを調達。
今回の一時帰国のお供は、「緑壁ポスト」とこの「ダレッティーテゼレット」に決定。
あと、生まれて初めてレガシーのために組んで公式戦に出た思い出深い「亜神ブーーン」を改めて組んでいるので、それを合わせて3つか。
無色Postの調整は今回の一時帰国が終わってからということで・・・
そういえば、ウギンの構築物を入れるという新たな技も記事にあったな・・・・
一時帰国のお供(その2:レガシー編の1)
2015年6月2日 デッキレシピ北京で比較的時間があるので、この機にほとんどやらなかったレガシーについても、デッキを作るなり参入を試みようと思い立ったのが今年の正月。
そして無色ポストを中心に色々考えてみたのが今年の1月下旬。
(その過程はDNにも少し書きました)
そして、一応春節の一時帰国時点で作り上げていたのが以下のレシピ。
しかし、一人回しをしても大変面白いのだが、いまひとつピンとこない。
やはり、《三なる宝球》はメインに必要かな・・
《全ては塵》よりウギンかな・・・
ワームはもっと増やすべきか・・・
《白金の天使》も面白いかな・・・などなど。
まだまだ弄る余地は大いにあり。
+++++++++
「無色ポストー廉価じゃなくなったぞ!」
【土地】23枚
4 《雲上の座》
3 《ヴェズーヴァ》
4 《微光地》
1 《ウギンの目》
1 《埋没した廃墟》
3 《古えの墳墓》
4 《裏切り者の都》
3 《Maze of Ith》
【クリーチャー】10枚
4 《金属細工師》
2 《殴打頭蓋》
1 《ワームとぐろエンジン》
1 《隔離するタイタン》
1 《永遠に廻るもの、ウラモグ》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
【その他】28枚
2 《Candelabra of Tawnos》
2 《交易所》
3 《精神石》
4 《探検の地図》
4 《真髄の針》
2 《すべては塵》
1 《世界のるつぼ》
4 《からみつく鉄線》
3 《強制の門》
2 《スランの発電機》
1 《通電式キー》
【サイド】15枚
1 《ボジューカの沼》
3 《抵抗の宝球》
3 《磁石のゴーレム》
1 《トーモッドの墓》
2 《漸増爆弾》
1 《イシュ・サーの背骨》
1 《沈黙の調停者》
1 《全ては塵》
1 《karakas》
1 《解放された者、カーン》
+++++++++
このデッキを2月に東京に持ち込んだのは良いが、結局はずっとモダンの試合にでており、実戦投入する機会はなかった。
当面の最終的な目標は、この無色ポストの完成ではあるのだが、その前に、この資産を解体して、勉強をかねて緑ポストとMUD(ポストなし)の2つを回してみることにした。(こういうのんびりしたやり方が出来るエターナル環境はうれしい)
緑ポストは、一旦は緑頂点に信用が置けないということで候補からはずしていたのだが、思ったより《封じ込める僧侶》がはびこっているわけでもなさそうなので、チャレンジ。いくつか代表的なレシピを試してみたが、しっくりこない。そこで、オリジナルではあるが、壁を多用する形にする。昔作った緑頂点によるシルバーパレット色が少し残っている(《永遠の証人》とか《耕すツリーフォーク》とか)。
以下が現在のレシピだが、一人で回してみると思った以上にしっくりと来る。緑タイタンのための緑マナ2つをどう用意するかが常に課題なのだが(昔は《ヒッコリーの植林地》などを使っていた)、これならば、その問題も吹き飛ぶ。
タイタンを1枚減らして《激情の共感者》を1枚入れようかとも考えている。
(ウギンの目を割られることもあるので・・・)
+++++++
壁ポスト!
【土地】23枚
4《雲上の座》
4《微光地》
2《ヴェズーヴァ》
1《ウギンの目》
1《魂の洞窟》
1《ドライアドの東屋》
1《Karakas》
1《Savannah》
1《Bayou》
4《新緑の地下墓地》
2《森》
1《沼》
【クリーチャー】22 枚
4《花の壁》
4《根の壁》
4《草茂る胸壁》
1《絡み線の壁》
1《永遠の証人》
1《耕すツリーフォーク》
4《原始のタイタン》
1《ワームとぐろエンジン》
1《引き裂かれし永劫、エムラクール》
1《真実の解体者、コジレック》
【アーティファクト・エンチャント】4 枚
4《探検の地図》
【その他呪文】12枚
4《輪作》
4《緑の太陽の頂点》
4《突然の衰微》
課題はサイドと衰微の4枚よりさらに汎用性のある妨害手段があるか、という考察。
そして、もう一つのMUD(ポストなし)については、稿を変えて・・・
一時帰国のお供(その1:モダン編)
2015年6月1日 デッキレシピGP千葉で盛り上がっている様子を見るにつけ、モダマス2なんぞなかったんや・・・などと北京でいじけています。
モダマス1の時は勝てる屋でドラフトに興じて、その雑感などもこのDNに書いていたのが遠い昔のことのよう・・・
本来ならばGP千葉に合わせた日程で一時帰国出張を組めたところ、諸般の事情により2週間後ろ倒しに。
というわけで、そろそろ一時帰国準備ということで、デッキの整備を始めています(笑)。
北京にいる間はスタンは一応手をつけないということにして、モダンを中心に(といっても試合をするのは一時帰国の時だけですが)デッキを準備して一人回しに興じています。
根が浮気性なのと、色々なデッキを回してみたいという欲求も強く、どんどんデッキの数が増えています(まずはプロキシで組みますが、カード資産もそこそこあります)。
ただし、タルモ難民なので、タルモを必要としないデッキというのが条件となります。
モダンでは、前回の一時帰国の際に、オリジナルのエンチャントデッキで惨敗を喫したので、再度オリジナルデッキをと思い、まず、緑単t赤土地エンチャントランプを構想。簡単に言えば《楽園の拡散》や《はびこり》で土地から出るマナを大きくし、元祖ガラクやM15ニッサを出して土地アンタップにより爆発的なマナを出して、苦悩火(又はニッサ又は原始のタイタン)でフィニッシュというデッキです。しかし、いまひとつ上手く作れずに断念。(1マナ土地エンチャントがもう一種類あると何とかなりそうだったのですが・・・)
そこで、前回の一時帰国時のお試しの5色人間デッキがなかなか楽しかったので(回すのが楽)、今回の主戦はこの5色人間デッキにすることにしました。《集合した中隊》が登場したので、これを入れてパワーアップできるかと試してみましたが、そもそもマナベースがクリーチャーしか許容しないつくりなのと(入っているカードは土地とクリーチャーのみという漢のデッキです)、代わりに抜くべき4マナ域が極めて強い(包囲サイと貴種)ので、中隊は断念。
その代わりに中隊が生きるデッキとして5色スリヴァーを準備。マジックを始めたとき、まず第一に作りたかったのが「合同勝利」デッキで、2番目がスリヴァーデッキだったので、8年の時空を超えて、中隊の登場によりやっと作ることになりました。
この2つのデッキ、共通点は、5色ということ以上に《魂の洞窟》が最大限に生きるということ。打ち消し呪文が何より嫌いな私にとって「《魂の洞窟》は使われる側より使う側に回れ」というのが、私のMTG格言の第一です(笑)。
ついでに、スリヴァーデッキには《分かち合う憎しみ》を2枚ほど入れて分からん殺しができないかと、夢想中。
そしてもう一つ使ってみたいと思っているのが赤黒ゾンビ。作った一番の理由は手もとに案外高い値段となってしまっているボブが4枚あるのと(それをいうなら、ヴェルアナも4枚使わずに遊んでいますが・・・)、爆破基地とゲラルフの伝書使の動き(シナジー)に感銘を受けたためです。
この3つを使うことになるでしょう。
このほかに、モダンでずっと使い続けてきたナヤトロン、動きが面白くお気に入りのSuper Crazy Zoo、そして萎れ葉とキッチンが好きだからという理由で(本来自分は緑白使いと考えています)組んであるFace to Face アブザンの3つがあります。都合6つのデッキ(ただし、このほかにもレガシーやスタンもあります・・・)を携えて日本に戻ります(ヲイヲイ)。
6月13日~22日の間東京にいます。基本的に仕事以外の時間は(モダンが毎日できる)晴れる屋にいるか友人と飲んでいるかと思います。晴れる屋でお目にかかった際にはよろしく。
モダマス1の時は勝てる屋でドラフトに興じて、その雑感などもこのDNに書いていたのが遠い昔のことのよう・・・
本来ならばGP千葉に合わせた日程で一時帰国出張を組めたところ、諸般の事情により2週間後ろ倒しに。
というわけで、そろそろ一時帰国準備ということで、デッキの整備を始めています(笑)。
北京にいる間はスタンは一応手をつけないということにして、モダンを中心に(といっても試合をするのは一時帰国の時だけですが)デッキを準備して一人回しに興じています。
根が浮気性なのと、色々なデッキを回してみたいという欲求も強く、どんどんデッキの数が増えています(まずはプロキシで組みますが、カード資産もそこそこあります)。
ただし、タルモ難民なので、タルモを必要としないデッキというのが条件となります。
モダンでは、前回の一時帰国の際に、オリジナルのエンチャントデッキで惨敗を喫したので、再度オリジナルデッキをと思い、まず、緑単t赤土地エンチャントランプを構想。簡単に言えば《楽園の拡散》や《はびこり》で土地から出るマナを大きくし、元祖ガラクやM15ニッサを出して土地アンタップにより爆発的なマナを出して、苦悩火(又はニッサ又は原始のタイタン)でフィニッシュというデッキです。しかし、いまひとつ上手く作れずに断念。(1マナ土地エンチャントがもう一種類あると何とかなりそうだったのですが・・・)
そこで、前回の一時帰国時のお試しの5色人間デッキがなかなか楽しかったので(回すのが楽)、今回の主戦はこの5色人間デッキにすることにしました。《集合した中隊》が登場したので、これを入れてパワーアップできるかと試してみましたが、そもそもマナベースがクリーチャーしか許容しないつくりなのと(入っているカードは土地とクリーチャーのみという漢のデッキです)、代わりに抜くべき4マナ域が極めて強い(包囲サイと貴種)ので、中隊は断念。
その代わりに中隊が生きるデッキとして5色スリヴァーを準備。マジックを始めたとき、まず第一に作りたかったのが「合同勝利」デッキで、2番目がスリヴァーデッキだったので、8年の時空を超えて、中隊の登場によりやっと作ることになりました。
この2つのデッキ、共通点は、5色ということ以上に《魂の洞窟》が最大限に生きるということ。打ち消し呪文が何より嫌いな私にとって「《魂の洞窟》は使われる側より使う側に回れ」というのが、私のMTG格言の第一です(笑)。
ついでに、スリヴァーデッキには《分かち合う憎しみ》を2枚ほど入れて分からん殺しができないかと、夢想中。
そしてもう一つ使ってみたいと思っているのが赤黒ゾンビ。作った一番の理由は手もとに案外高い値段となってしまっているボブが4枚あるのと(それをいうなら、ヴェルアナも4枚使わずに遊んでいますが・・・)、爆破基地とゲラルフの伝書使の動き(シナジー)に感銘を受けたためです。
この3つを使うことになるでしょう。
このほかに、モダンでずっと使い続けてきたナヤトロン、動きが面白くお気に入りのSuper Crazy Zoo、そして萎れ葉とキッチンが好きだからという理由で(本来自分は緑白使いと考えています)組んであるFace to Face アブザンの3つがあります。都合6つのデッキ(ただし、このほかにもレガシーやスタンもあります・・・)を携えて日本に戻ります(ヲイヲイ)。
6月13日~22日の間東京にいます。基本的に仕事以外の時間は(モダンが毎日できる)晴れる屋にいるか友人と飲んでいるかと思います。晴れる屋でお目にかかった際にはよろしく。
そうだ! レガシーデッキも(4)
2015年1月26日 デッキレシピ コメント (7)MUDも含め無色のポストデッキをいくつかみていくうちに、Jincho氏の無色トロンも、MUDから派生したデッキではないかと思うようになった。サイドにはMUDの主要パーツ(《磁石のゴーレム》や《抵抗の宝球》など)が鎮座している。
それはともかく、あまり多くはないいくつかのデッキレシピを見ていくうちに、一つだけかなり独創的なカードを使っているレシピが目に入る。高いカードを安いカードで代替しようと工夫しているのではないかと思われる。例えば、《スランの発電機》というカードは、おそらくは《厳かなモノリス》の替わりなのだろうが、これはこれで面白い(出しにくいが使いやすい?)と思う。
その中で、あるカードに目が行った。《からみつく鉄線》だ。面白いカードだ。こちらはタップされても問題のない土地(例えば《演劇の舞台》待ちの《暗黒の深部》とか《The Tabernacle Pendrell Vale》とか?)やアーティファクト(《真髄の針》とか《世界のるつぼ》とかドローだけでOKとする《ニンの杖》とか《抵抗の宝球》とか)がそれなりにある。このカードと《すべては塵》を防御の中心に据えてみたらという考えに至る。無色にするからこそ《すべては塵》が活きる!
モダンのエンチャントデッキに対して、レガシーではアーティファクトデッキという様相。実際には、無意識のうちにJincho氏の無色ポストにかなり近づいていた。
こうして仮組みして、少しプロキシで回して微調整したデッキは以下のとおり
「無色ポストー廉価で行こう!」
【土地】26(27)枚
4 《雲上の座》
3 《ヴェズーヴァ》
4 《微光地》
1 《ウギンの目》
1 《暗黒の深部》
1 《演劇の舞台》
2 《埋没した廃墟》
1 《karakas》
1 《嘆きの井戸、未練》
1 《魂の洞窟》
3 《古えの墳墓》
3 《Maze of Ith》
1 《不毛の大地》
(1 《The Tabernacle Pendrell Vale》)
【クリーチャー】6枚
1 《ワームとぐろエンジン》
1 《隔離するタイタン》
1 《永遠に廻るもの、ウラモグ》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
2 《殴打頭蓋》
【その他】28枚
1 《交易所》
3 《精神石》
4 《探検の地図》
4 《真髄の針》
3 《すべては塵》
2 《世界のるつぼ》
4 《からみつく鉄線》
3 《強制の門》
2 《スランの発電機》
2 《ニンの杖》
【サイド】15枚
1 《ボジューカの沼》
3 《抵抗の宝球》
1 《大祖始の遺産》
2 《墓堀りの檻》
1 《イシュ・サーの背骨》
3 《防御の光網》
3 《磁石のゴーレム》
1 《不毛の大地》
一応、《The Tabernacle Pendrell Vale》を入れているので、61枚で(笑)。
サイドはかなりいい加減です(これから代表的なデッキについて勉強します・・・)。
宝船の禁止で黒力線の重要度は下がったと考え、ドレッジ対策は黒マナを用意しなくてよい《墓掘りの檻》+《ボジューカの沼》+《大祖始の遺産》に任せることとしたが、大丈夫だろうか?《埋没した廃墟》で遺産は使いまわすことができ、かつてモダンのトロンデッキで採用して成功した手法だ。
このデッキを組むにあたって、いくつかのデッキのレシピを参考にしたが、色々考えていくうちに、Jincho氏の無色トロンが実によく練られていることに気づき始める。アーティファクト回収やライフ救済がメインの役割と思われる《交易所》の採用だが、土地のディスカードはるつぼで回収できるし、アーティファクトは《埋没した廃墟》で回収可能。《精神石》の採用は、最初はよくその意図がわからなかったが、一人回しをしてみると、その真価がよくわかる。そういう良いところを採用。
ドロー増しとしては、《強制の門》を採用。自分が破壊に賛同しなければ、相手に関係なく自分だけ(テキストを読む限りそういうことですよね?)ずっとドローができる。正直、4マナとしては破格の能力だと思うのだが。ニンの杖も2枚残しているが、ここは削減する余地もある。ニンの杖をなくして、《強制の門》を4枚にして、残り1枚を別のカードにすることも考えている。
一方、その他の無色トロンでは、《師匠の占い独楽》が4枚採用されているものが多かったが、今一つ(私がヘタレだからだが)その役割が理解しきれなかった(ドロー改善か?)。
とにかく《からみつく鉄線》と《強制の門》はこのデッキにフィットしているチャームポイントではないかと思っている。何といっても安いし。
《Diamond Valley》を1枚とっているレシピが多いが、《嘆きの井戸、未練》の方がマナが出る分使いやすい。基本はタイタンやワームを投げるのだろうが、それらが出せるころには、3マナのコストにも耐えられるとの判断。何よりも値段が違うが(笑)
調整過程で、《殴打頭蓋》が2枚はいることとなった。3ターン目の動きとして、クリーチャーを1体出すか、4ターン目の《からみつく鉄線》を見据えてタップOKのアーティファクト(《強制の門》とか《世界のるつぼ》とか)を出すことを想定している。土地の動きとして、理想的には《雲上の座》→《ヴェズーヴァ》→《微光地》で7マナまで伸びるが、実際には、《雲上の座》→《微光地》→《古えの墳墓》とか、《雲上の座》→《ヴェズーヴァ》→何か1マナをだせる土地とか、1マナが出る土地2枚+《古えの墳墓》+《精神石》というパターンが少なからずあり、6マナは難しくとも5マナに到達する確率は相当高いことがわかった。3マナで手札に戻せるのも魅力だ。類似のデッキではサイドに1枚程度で、どちらかといえばワームが多いようだ。ワームはソープロされたとき何も残らないが、殴打頭蓋にソープロを打たれても(打つこともないだろうが)ほとんど損害はゼロに等しく、また防御を考えれば警戒は実に貴重。3枚とも《殴打頭蓋》でいいのではないかと思うほどだが、一応抜かれることもあるので散らしておく。
《スランの発電機》を2枚入れて、あえて、《厳かなモノリス》は採用していないが、それは誤りであろうか? 悩むところ。
実際にまわしてみるといい感じ。《からみつく鉄線》を2枚引けるとかなり勝利に近づけるような気がする。
このデッキ、マリット・レイジトークンは割と簡単に出ることに気づいたが、そこを狙うと、トークンがバウンスなどされてすぐ死んだ場合の土地設置の遅れが致命的になりそう。難しい。
《Candelabra of Tawnos》を1、2枚入れられれば、もっと強くなると思うのだが・・・理想的には、《ニンの杖》をやめて《Candelabra of Tawnos》2枚または、4枚目の《強制の門》と《Candelabra of Tawnos》1枚がよいかと思っている・・・(財政的に絶対無理!)
このデッキにおいて、《The Tabernacle Pendrell Vale》を1枚入れるのと、《Candelabra of Tawnos》2枚入れるのと、どちらか一方となったら、どちらがよいでしょうか?(どちらか一方でも完全に「清水の舞台」なのだが・・・)
このデッキについて、何でも結構です。ご意見を是非!
(とりあえずいったんここまで)
それはともかく、あまり多くはないいくつかのデッキレシピを見ていくうちに、一つだけかなり独創的なカードを使っているレシピが目に入る。高いカードを安いカードで代替しようと工夫しているのではないかと思われる。例えば、《スランの発電機》というカードは、おそらくは《厳かなモノリス》の替わりなのだろうが、これはこれで面白い(出しにくいが使いやすい?)と思う。
その中で、あるカードに目が行った。《からみつく鉄線》だ。面白いカードだ。こちらはタップされても問題のない土地(例えば《演劇の舞台》待ちの《暗黒の深部》とか《The Tabernacle Pendrell Vale》とか?)やアーティファクト(《真髄の針》とか《世界のるつぼ》とかドローだけでOKとする《ニンの杖》とか《抵抗の宝球》とか)がそれなりにある。このカードと《すべては塵》を防御の中心に据えてみたらという考えに至る。無色にするからこそ《すべては塵》が活きる!
モダンのエンチャントデッキに対して、レガシーではアーティファクトデッキという様相。実際には、無意識のうちにJincho氏の無色ポストにかなり近づいていた。
こうして仮組みして、少しプロキシで回して微調整したデッキは以下のとおり
「無色ポストー廉価で行こう!」
【土地】26(27)枚
4 《雲上の座》
3 《ヴェズーヴァ》
4 《微光地》
1 《ウギンの目》
1 《暗黒の深部》
1 《演劇の舞台》
2 《埋没した廃墟》
1 《karakas》
1 《嘆きの井戸、未練》
1 《魂の洞窟》
3 《古えの墳墓》
3 《Maze of Ith》
1 《不毛の大地》
(1 《The Tabernacle Pendrell Vale》)
【クリーチャー】6枚
1 《ワームとぐろエンジン》
1 《隔離するタイタン》
1 《永遠に廻るもの、ウラモグ》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
2 《殴打頭蓋》
【その他】28枚
1 《交易所》
3 《精神石》
4 《探検の地図》
4 《真髄の針》
3 《すべては塵》
2 《世界のるつぼ》
4 《からみつく鉄線》
3 《強制の門》
2 《スランの発電機》
2 《ニンの杖》
【サイド】15枚
1 《ボジューカの沼》
3 《抵抗の宝球》
1 《大祖始の遺産》
2 《墓堀りの檻》
1 《イシュ・サーの背骨》
3 《防御の光網》
3 《磁石のゴーレム》
1 《不毛の大地》
一応、《The Tabernacle Pendrell Vale》を入れているので、61枚で(笑)。
サイドはかなりいい加減です(これから代表的なデッキについて勉強します・・・)。
宝船の禁止で黒力線の重要度は下がったと考え、ドレッジ対策は黒マナを用意しなくてよい《墓掘りの檻》+《ボジューカの沼》+《大祖始の遺産》に任せることとしたが、大丈夫だろうか?
このデッキを組むにあたって、いくつかのデッキのレシピを参考にしたが、色々考えていくうちに、Jincho氏の無色トロンが実によく練られていることに気づき始める。アーティファクト回収やライフ救済がメインの役割と思われる《交易所》の採用だが、土地のディスカードはるつぼで回収できるし、アーティファクトは《埋没した廃墟》で回収可能。《精神石》の採用は、最初はよくその意図がわからなかったが、一人回しをしてみると、その真価がよくわかる。そういう良いところを採用。
ドロー増しとしては、《強制の門》を採用。自分が破壊に賛同しなければ、相手に関係なく自分だけ(テキストを読む限りそういうことですよね?)ずっとドローができる。正直、4マナとしては破格の能力だと思うのだが。ニンの杖も2枚残しているが、ここは削減する余地もある。ニンの杖をなくして、《強制の門》を4枚にして、残り1枚を別のカードにすることも考えている。
一方、その他の無色トロンでは、《師匠の占い独楽》が4枚採用されているものが多かったが、今一つ(私がヘタレだからだが)その役割が理解しきれなかった(ドロー改善か?)。
とにかく《からみつく鉄線》と《強制の門》はこのデッキにフィットしているチャームポイントではないかと思っている。何といっても安いし。
《Diamond Valley》を1枚とっているレシピが多いが、《嘆きの井戸、未練》の方がマナが出る分使いやすい。基本はタイタンやワームを投げるのだろうが、それらが出せるころには、3マナのコストにも耐えられるとの判断。何よりも値段が違うが(笑)
調整過程で、《殴打頭蓋》が2枚はいることとなった。3ターン目の動きとして、クリーチャーを1体出すか、4ターン目の《からみつく鉄線》を見据えてタップOKのアーティファクト(《強制の門》とか《世界のるつぼ》とか)を出すことを想定している。土地の動きとして、理想的には《雲上の座》→《ヴェズーヴァ》→《微光地》で7マナまで伸びるが、実際には、《雲上の座》→《微光地》→《古えの墳墓》とか、《雲上の座》→《ヴェズーヴァ》→何か1マナをだせる土地とか、1マナが出る土地2枚+《古えの墳墓》+《精神石》というパターンが少なからずあり、6マナは難しくとも5マナに到達する確率は相当高いことがわかった。3マナで手札に戻せるのも魅力だ。類似のデッキではサイドに1枚程度で、どちらかといえばワームが多いようだ。ワームはソープロされたとき何も残らないが、殴打頭蓋にソープロを打たれても(打つこともないだろうが)ほとんど損害はゼロに等しく、また防御を考えれば警戒は実に貴重。3枚とも《殴打頭蓋》でいいのではないかと思うほどだが、一応抜かれることもあるので散らしておく。
《スランの発電機》を2枚入れて、あえて、《厳かなモノリス》は採用していないが、それは誤りであろうか? 悩むところ。
実際にまわしてみるといい感じ。《からみつく鉄線》を2枚引けるとかなり勝利に近づけるような気がする。
このデッキ、マリット・レイジトークンは割と簡単に出ることに気づいたが、そこを狙うと、トークンがバウンスなどされてすぐ死んだ場合の土地設置の遅れが致命的になりそう。難しい。
《Candelabra of Tawnos》を1、2枚入れられれば、もっと強くなると思うのだが・・・理想的には、《ニンの杖》をやめて《Candelabra of Tawnos》2枚または、4枚目の《強制の門》と《Candelabra of Tawnos》1枚がよいかと思っている・・・(財政的に絶対無理!)
このデッキにおいて、《The Tabernacle Pendrell Vale》を1枚入れるのと、《Candelabra of Tawnos》2枚入れるのと、どちらか一方となったら、どちらがよいでしょうか?(どちらか一方でも完全に「清水の舞台」なのだが・・・)
このデッキについて、何でも結構です。ご意見を是非!
(とりあえずいったんここまで)
そうだ! レガシーデッキも(3)
2015年1月25日 デッキレシピ コメント (1)レガシー民には笑われるだろうが、《雲上の座》でレガシーの実績を収めたデッキを検索してみて、何となく名前程度は知っていたMUDというデッキに12ポストがはめ込まれているというのを初めて知った。
MUDの標準的な形はこんな感じなのだろうか。MTG-WiKIに載っているやつだが。
グランプリワシントンDC 2013 第17位(初日全勝)
使用者:Wayne Polimine
MUD
土地 (24)
4古えの墳墓/Ancient Tomb
4裏切り者の都/City of Traitors
4雲上の座/Cloudpost
4微光地/Glimmerpost
4ヴェズーヴァ/Vesuva
4不毛の大地/Wasteland
クリーチャー (19)
4カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster
4磁石のゴーレム/Lodestone Golem
4金属細工師/Metalworker
3隔離するタイタン/Sundering Titan
3ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
1荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus
呪文 (17)
4虚空の杯/Chalice of the Void
4厳かなモノリス/Grim Monolith
4三なる宝球/Trinisphere
2ニンの杖/Staff of Nin
2解放された者、カーン/Karn Liberated
1威圧の杖/Staff of Domination
サイドボード (15)
3ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker
2漸増爆弾/Ratchet Bomb
2呪文滑り/Spellskite
2イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah
2トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt
2全ては塵/All Is Dust
1殴打頭蓋/Batterskull
1白金の天使/Platinum Angel
よく見てみると、妨害(防御)手段が思ったより少ない。チャリスと三球、そしてカーンと不毛の大地くらい。細工師からの厖大なマナで即ワームとぐろエンジンや隔離するタイタンにつなげるというデッキなのでしょう。せっかくのポストなのにエムラはいない。エムラ降臨まで考えなくても、その前にケリをつけるのね・・・最終的なフィニッシャーは鍛冶場主からの《荒廃鋼の巨像》でしょうが(これも僧侶が邪魔しますね)、その前にケリをつけるデッキなのでしょう。
なかなかいい。思い切りがよく、しかしコンボデッキではなく、どちらかというとビートデッキの風合いもあり、案外好きなタイプ。とんでもなく高いカードも入っていない(幸い《不毛の大地》は4年前に4枚購入済み!)し、新たに買うカードも少なく済みそう。
しかし、このタイプ、今では大きな大会の上位に名前を見ることがほとんどないように思うのだが(その理由をご存知の方、教えてください)、それでも一定の割合存在するのではないだろうか。デッキの名前もついているくらいだし、確立したアーキテクト。ローグデッキ使いとしては、もっと一ひねりしたい。
こうして、デッキはやはりJincho氏の無色トロンに引き寄せられていくのであった。
(つづく)
MUDの標準的な形はこんな感じなのだろうか。MTG-WiKIに載っているやつだが。
グランプリワシントンDC 2013 第17位(初日全勝)
使用者:Wayne Polimine
MUD
土地 (24)
4古えの墳墓/Ancient Tomb
4裏切り者の都/City of Traitors
4雲上の座/Cloudpost
4微光地/Glimmerpost
4ヴェズーヴァ/Vesuva
4不毛の大地/Wasteland
クリーチャー (19)
4カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster
4磁石のゴーレム/Lodestone Golem
4金属細工師/Metalworker
3隔離するタイタン/Sundering Titan
3ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
1荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus
呪文 (17)
4虚空の杯/Chalice of the Void
4厳かなモノリス/Grim Monolith
4三なる宝球/Trinisphere
2ニンの杖/Staff of Nin
2解放された者、カーン/Karn Liberated
1威圧の杖/Staff of Domination
サイドボード (15)
3ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker
2漸増爆弾/Ratchet Bomb
2呪文滑り/Spellskite
2イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah
2トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt
2全ては塵/All Is Dust
1殴打頭蓋/Batterskull
1白金の天使/Platinum Angel
よく見てみると、妨害(防御)手段が思ったより少ない。チャリスと三球、そしてカーンと不毛の大地くらい。細工師からの厖大なマナで即ワームとぐろエンジンや隔離するタイタンにつなげるというデッキなのでしょう。せっかくのポストなのにエムラはいない。エムラ降臨まで考えなくても、その前にケリをつけるのね・・・最終的なフィニッシャーは鍛冶場主からの《荒廃鋼の巨像》でしょうが(これも僧侶が邪魔しますね)、その前にケリをつけるデッキなのでしょう。
なかなかいい。思い切りがよく、しかしコンボデッキではなく、どちらかというとビートデッキの風合いもあり、案外好きなタイプ。とんでもなく高いカードも入っていない(幸い《不毛の大地》は4年前に4枚購入済み!)し、新たに買うカードも少なく済みそう。
しかし、このタイプ、今では大きな大会の上位に名前を見ることがほとんどないように思うのだが(その理由をご存知の方、教えてください)、それでも一定の割合存在するのではないだろうか。デッキの名前もついているくらいだし、確立したアーキテクト。ローグデッキ使いとしては、もっと一ひねりしたい。
こうして、デッキはやはりJincho氏の無色トロンに引き寄せられていくのであった。
(つづく)
そうだ! レガシーデッキも(2)
2015年1月24日 デッキレシピまず、試しに組んでみたのは以下。
「緑頂点はウンコだからタイタン君洞窟と一緒にがんばってねポスト」
【土地】29
4 《雲上の座》
4 《ヴェズーヴァ》
4 《微光地》
1 《ウギンの目》
1 《暗黒の深部》
1 《演劇の舞台》
1 《ボジューカの沼》
1 《埋没した廃墟》
1 《karakas》
1 《嘆きの井戸、未練》(Diamond Valleyの代替)
1 《魂の洞窟》
1 《Glacial Chasm》
1 《ドライアドの東屋》
2 《草むした墓》
2 《寺院の庭》
1 《新緑の地下墓地》
1 《吹きさらしの荒野》
1 《森》
【クリーチャー】7
3 《原始のタイタン》
1 《隔離するタイタン》
1 《クルフィックスの狩猟者》
1 《永遠に廻るもの、ウラモグ》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
【その他】24
3 《踏査》
4 《輪作》
4 《探検の地図》
4 《真髄の針》
1 《忘却石》
1 《すべては塵》
2 《世界のるつぼ》
2 《緑の太陽の頂点》
3 《一瞬の平和》
(サイドは未定)
以上で60枚だが、買う(?!)かどうかわからない《The Tabernacle Pendrell Vale》のプロキシを1枚足して61枚で回してみる。
《輪作》と《世界のるつぼ》のエンジンは良好なものの、やはり、《原始のタイタン》が出なければ厳しい感じ。また、僧侶のおかげで緑頂点にも信頼がおけず、FoWを警戒するなら、《原始のタイタン》は必ず《魂の洞窟》から出さなければならず、《探検の地図》はそのために使わなければならない。となると、原始のタイタンの出現は遅くなる。そうすると長引かせるだけの妨害手段も足りないように感じる。
《魂の洞窟》を引き込めなかったときの緑のダブシンがこのマナ構成では苦しい。しかし、緑のマナをもっと出せるようにすると、他のシルバーパレット土地のスロットを阻害する。緑単なら、3年半前11Locusをいじっているとき、私のデッキを見ていた謎の外国人に《ヘイブンウッドの古戦場》を勧められたこともあったが(しかし、当時《ヒッコリーの植林地》が上と判断)、今回はサイドに黒力線や白力線を考えているだけに、ショックランドを使いたい(とはいえ、このマナベースで黒や白のダブシンはかなり厳しい)。こうなると本当に難しい。こういう問題があるから、前は《ヒッコリーの植林地》と序盤の守備も含めた《根の壁》を使っていたのだなと思い出す。
《雲上の座》を引けない時の序盤の加速も足りない。本当は《古えの墳墓》などを取れれば少しはマシなのだろうが。
いずれにせよ、《原始のタイタン》頼みのデッキであることは明瞭で、そうであるなら、原始のタイタンを出すことのみにもっと特化すればよいのかもしれないが、そうすればデッキがもろくなるように感じる。妨害手段が少ないのも気になる。全体除去が2枚だけというのも、全体除去好きからすれば、ノーパン・スカートで外出・・・といった気分(女装趣味はないが・・・)。
あれやこれやで、行き詰まりを覚える。やはり緑ポストは苦しいのか・・・だいたい、《踏査》を使ったデッキなど見たことないし(それに、まわすにつれ《踏査》より《探検》の方がよいように感じてきた)・・・
こうなると、昔のデッキの方がよく見えてくるくらい。
ここは、先人の英知にすがるしかない。何しろレガシー初心者だ。
というわけで、今度は《雲上の座》のみで検索して、デッキを探ってみる。
(つづく)
「緑頂点はウンコだからタイタン君洞窟と一緒にがんばってねポスト」
【土地】29
4 《雲上の座》
4 《ヴェズーヴァ》
4 《微光地》
1 《ウギンの目》
1 《暗黒の深部》
1 《演劇の舞台》
1 《ボジューカの沼》
1 《埋没した廃墟》
1 《karakas》
1 《嘆きの井戸、未練》(Diamond Valleyの代替)
1 《魂の洞窟》
1 《Glacial Chasm》
1 《ドライアドの東屋》
2 《草むした墓》
2 《寺院の庭》
1 《新緑の地下墓地》
1 《吹きさらしの荒野》
1 《森》
【クリーチャー】7
3 《原始のタイタン》
1 《隔離するタイタン》
1 《クルフィックスの狩猟者》
1 《永遠に廻るもの、ウラモグ》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
【その他】24
3 《踏査》
4 《輪作》
4 《探検の地図》
4 《真髄の針》
1 《忘却石》
1 《すべては塵》
2 《世界のるつぼ》
2 《緑の太陽の頂点》
3 《一瞬の平和》
(サイドは未定)
以上で60枚だが、買う(?!)かどうかわからない《The Tabernacle Pendrell Vale》のプロキシを1枚足して61枚で回してみる。
《輪作》と《世界のるつぼ》のエンジンは良好なものの、やはり、《原始のタイタン》が出なければ厳しい感じ。また、僧侶のおかげで緑頂点にも信頼がおけず、FoWを警戒するなら、《原始のタイタン》は必ず《魂の洞窟》から出さなければならず、《探検の地図》はそのために使わなければならない。となると、原始のタイタンの出現は遅くなる。そうすると長引かせるだけの妨害手段も足りないように感じる。
《魂の洞窟》を引き込めなかったときの緑のダブシンがこのマナ構成では苦しい。しかし、緑のマナをもっと出せるようにすると、他のシルバーパレット土地のスロットを阻害する。緑単なら、3年半前11Locusをいじっているとき、私のデッキを見ていた謎の外国人に《ヘイブンウッドの古戦場》を勧められたこともあったが(しかし、当時《ヒッコリーの植林地》が上と判断)、今回はサイドに黒力線や白力線を考えているだけに、ショックランドを使いたい(とはいえ、このマナベースで黒や白のダブシンはかなり厳しい)。こうなると本当に難しい。こういう問題があるから、前は《ヒッコリーの植林地》と序盤の守備も含めた《根の壁》を使っていたのだなと思い出す。
《雲上の座》を引けない時の序盤の加速も足りない。本当は《古えの墳墓》などを取れれば少しはマシなのだろうが。
いずれにせよ、《原始のタイタン》頼みのデッキであることは明瞭で、そうであるなら、原始のタイタンを出すことのみにもっと特化すればよいのかもしれないが、そうすればデッキがもろくなるように感じる。妨害手段が少ないのも気になる。全体除去が2枚だけというのも、全体除去好きからすれば、ノーパン・スカートで外出・・・といった気分(女装趣味はないが・・・)。
あれやこれやで、行き詰まりを覚える。やはり緑ポストは苦しいのか・・・だいたい、《踏査》を使ったデッキなど見たことないし(それに、まわすにつれ《踏査》より《探検》の方がよいように感じてきた)・・・
こうなると、昔のデッキの方がよく見えてくるくらい。
ここは、先人の英知にすがるしかない。何しろレガシー初心者だ。
というわけで、今度は《雲上の座》のみで検索して、デッキを探ってみる。
(つづく)
そうだ! レガシーデッキも(1)
2015年1月24日 デッキレシピ今年の年頭から、エターナルに本格進出を決め、さっそくにオリジナルのモダン(うんこ)デッキを一つ作り上げたところだが、こうなるとレガシーデッキも一つ新たに作ってみたくなる。
というわけで、レガシーデッキ編。と言っても、ここでは先人の知恵を大いに利用するので、「うんこ」デッキなどとは言えない。
レガシーはモダン以上に経験がなく、ほぼ経験値ゼロ。
その昔、てつろー氏に触発され、黒単亜神ブーーンでレガシーを初体験し数戦したのと(この時黒のカード群に心惹かれました。《sinkhole》大好き!)、全く一からオリジナルで組み上げた緑頂点+原始のタイタンバージョンの12ポストをしばらく使った程度。そのほかには、青黒でファイレクシアンドレッドノートデッキを作り、フリプで遊んだくらい(FoWを持っていなかったので弱かった-今も持っていないが)。
12ポストをモダンでも使おうと思った矢先、禁止になり、使えなくなった悲しみに打ちひしがれているところに、うんぽぴんトロン(当時できたばかりの頃)にめぐり合い、そのデッキの独創性に感嘆し、モダンではしばらくトロン(私のはバントカラー版)を使っていたという話はここでは関係ないか。
なぜ、土地を並べてマナを出すデッキが好きなのか自己分析をすると、何よりパーミッションデッキから呪文を打ち消されるのがイヤで、土地を並べてエムラを出すなら打ち消されない・・・という極めて単純な話(ならばなぜ緑頂点?と突っ込まれそうだが)。
だったら、同じようにレガシーでも土地を並べたい・・・ということで、今ある12ポストをいじろうと思った次第。一つにはFowもタルモももっていないので、それが必要なデッキは作れないということ(無論この際買うという選択肢もないではないが)。そして、12ポストなら、ローグデッキでもあるし・・・何より愛着がある。
DNの過去のページを探してみると、レガシーで使っていたポストデッキのレシピが見つかった。何回か手直しをしており、このあたりが最終的なもののようだ。使っていたのは東日本大震災後の春から夏頃らしい。もう3年半も経つのか・・・・
「緑単11 Locus」
【土地】27枚
8 《森》
4 《雲上の座》
4 《微光地》
3 《ヴェズーヴァ》
3 《樹上の村》
1 《すべてを護るもの、母聖樹》
2 《ヒッコリーの植林地》
1 《ウギンの目》
1 《ボジューカの沼》
【生物】8枚
1 《激情の共感者》
1 《耕すツリーフォーク》
1 《永遠の証人》
2 《原始のタイタン》
1 《テラストドン》
1 《永遠の廻るもの、ウラモグ》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール》
【その他の呪文】26枚
3 《精力の護符》
4 《探検の地図》
4 《探検》
4 《森の占術》
1 《壌土からの生命》
4 《ネビニラルの円盤》
1 《風景の変容》
2 《すべては塵》
3 《緑の太陽の頂点》
【サイド】15枚
1 《karakas》
3 《窒息》
2 《仕組まれた爆薬》
2 《クローサの掌握》
3 《虚空の杯》
1 《トーモッドの墓所》
1 《大始祖の遺産》
2 《真髄の針》
レガシーを始めてすぐに、よくも完全オリジナルデッキで試合をしていたものだと驚く。それでも勝率は5割弱くらいだったとDNにはある(本当か?)。ローグのメリットがレガシーだからこそあったのかもしれない。間違いなく立派な「うんこ」デッキといえよう。
このデッキは緑クリーチャーのシルバーパレット。しかし、全体除去好きが(なんと6枚!初期には7枚だった)、ここにも現れているような気がする(笑)。現在、緑頂点は、《封じ込める僧侶》とやらのわけの分からないカードの出現により、信頼が置けない。
とりあえず、これをベースに、最初は緑ポストの可能性を探る。内心では、Jincho氏の無色ポスト(最近晴れる屋レガシーで好成績を収めている独創的なデッキ)に大変魅力を感じているのだが、大変お金かかかりそうだったので、ちょっと距離を置くことに(笑)。
どういじるかと考えだした時、当時、《踏査》や《輪作》を活用してみたらどうかと考えていたことを思い出す。《踏査》を出して序盤に爆発的なマナ加速をし、手札から土地が尽きたあとも、《世界のるつぼ》と《輪作》で確実に1枚以上土地を出し続けるというコンセプト。暗黒の深部+演劇の舞台コンボなど土地のシルバーパレットというコンセプトを付け加えてみる。土地枚数は30枚弱程度。
しかし、シルバーパレットが好きだな・・・
ただ、そもそもレガシーの代表的なデッキについてはよくわからないので(「のぶおの部屋」を読んだ程度。これは初心者には大変良記事!)、妨害(防御)手段についてはよくわからず、過去のデッキを参考に。《原始のタイタン》と《雲上の座》の入った実績を収めているデッキを探す。ごくわずかだが存在。そこにある防御手段を参考に。
前回モダン編で懲りたので(笑)、途中の細かい経過は抜きにして、できたデッキ案は次回。
(つづく)
モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(12)【最終回】
2015年1月20日 デッキレシピ コメント (2)【おまけ】類似のデッキを探せ!
構築が終了してから、Happymtgのデッキ検索で《クルフィックスの洞察力》入りのモダンデッキを過去1年で検索したところ1件だけでした。白単タッチ緑で白の神様採用。洞察力は2枚で全体除去はなし。エンチャントてんこもりという意味では同類ですが、私のものよりはるかに洗練された素晴らしいデッキで、すっかり気に入ってしまいました。しかし、このデッキの分類が「ローグ」となっているのには笑った(要は分類を放棄したということ?)・・・・
このデッキ、《斑岩の節》を4積みで、クリーチャーはヘリオッド1体。上手いシナジーで、十分参考になります。私はトラフトにこだわってしまったので、《斑岩の節》を早めに見切ってしまっていましたが、今のメタを考えると、かなりよさそう。しかも、この《斑岩の節》は第1ターンに出すことができる(後攻であれば相手のマナクリやデルバーも消える!)。 そして、その場合、この《斑岩の節》を消すために2ターン目もクリーチャーを出せないという足止めができる。なお、この効果は「生け贄」ではなく「破壊」となっていますが、 場に神のみとなった場合、何も起こらず《斑岩の節》を生け贄にささげる必要もないのがまた良い(ココ重要)。こうなると、相手はヘリオッドのパワー5より低いクリーチャー(大部分かと思われる)を出せなくなります。グッドスタッフデッキやマナクリによるマナ加速を狙うデッキには刺さりそう。
《抑制の場》も4積みで、双子をはじめとするコンボを封殺し、フェッチランドやミシュラランドはもとより殻や装備品やトロンの宝球の類が事実上使うのが難しくなり大幅にペースダウン。そのために、自身もフェッチやミシュラランドなどの起動型能力を排してデッキつくるなど、工夫が光っています。
では、横に並べるトークン系はというと、《亡霊の牢獄》メイン4積みで足止めをして、4枚入っている《安全の領域》で完全に封殺。全体除去がないにもかかわらず、ほぼ死角が見えないデッキになっています。クリーチャー1枚のみとわりきったことや、クリーチャー除去が不要になったことから(パーマネント用追放除去は散らして《忘却の輪》と《払拭の光》各2枚ずつ)、足止めエンチャントを豊富に入れられるようになったということ。これまでエンチャントと格闘してきたからこそ、このデッキの良さがよく分かるようになりました。
ちなみにフィニッシャーはヘリオッド1枚のほかに玉座が3枚(!)。基本玉座から出るトークンで殴り勝つデッキ。
実際に一人回しをしてみると(気に入ったのでやってみました)、エンチャントが場に9枚で、うち亡霊の監獄2枚と安全の領域1枚で、クリーチャー攻撃のためには1体につき13マナ要る!wwwwwという馬鹿げたこともしばしば出来。
こういうデッキをみると、自分のセンスの無さが身に沁みる・・・・
構築記(5)のときにコメントをいただいたゆきあさんは、まさに、《斑岩の岩》や《抑制の場》を挙げておられましたが、その時にこういう方向性に気づけなかった自分は、まだまだですね。
ちなみにズアー入りデッキは3つ。そのうちの一つは当デッキにちょっと似ているコントロール色の強いものでした(もちろんトラフトはなし)。そのデッキ、《未達への旅》は一枚も無く、メインで《ルーンの光輪》を4枚とっている。やはり。
また、以前ご紹介のあったドラン入りズアーというのも一つありました。
ドランは本ブログのタイトルにもなっている《合同勝利》(笑)に次いで好きなカードです。《包囲サイ》というドランカラー(未だに「アブザン」というより「ドランカラー」という言葉の方がしっくりくる)の好カードも登場したので、改めてドランを使った別のデッキを構想中です(コンセプトは「タルモはもっていないから使わないドランカラーグッドスタッフ」wwww名づけて「たぬきドラン」)。「改めて」というのは、その昔、モダンが導入された直後、ドランデッキを携えて参加してぼろ負けしたことがあるため・・・。でも、ズアーも使わない・・・
【おまけのおまけ】禁止規定の影響
昨日の禁止改定をうけて、メインやサイドには、すぐには変更の必要がないというのが結論。《安らかなる眠り》は、探査対策がメインではあったが、タルモ対策やドレッジ対策も兼ねているし、殻対策の《石のような沈黙》は、親和対策のメインカードなので必要なことに変わりなく。ただ、メタの動きによっては《安らかなる眠り》をサイドに落とすことはありえるかもしれないが、その分、サイドから何をメインに持ってくるかというのは悩ましい。むしろサイドに削れるものがあれば神様の増量の方がいいかも。
やりにくそうな相手だった殻がなくなるのはよいが、親和などの早いデッキが増えると困るかも。
しかし、囲い、ヴェールのリリアナが増えるなら、力線4積みは強いよね・・と楽観視。
でわでわ
(おわり)
構築が終了してから、Happymtgのデッキ検索で《クルフィックスの洞察力》入りのモダンデッキを過去1年で検索したところ1件だけでした。白単タッチ緑で白の神様採用。洞察力は2枚で全体除去はなし。エンチャントてんこもりという意味では同類ですが、私のものよりはるかに洗練された素晴らしいデッキで、すっかり気に入ってしまいました。しかし、このデッキの分類が「ローグ」となっているのには笑った(要は分類を放棄したということ?)・・・・
このデッキ、《斑岩の節》を4積みで、クリーチャーはヘリオッド1体。上手いシナジーで、十分参考になります。私はトラフトにこだわってしまったので、《斑岩の節》を早めに見切ってしまっていましたが、今のメタを考えると、かなりよさそう。しかも、この《斑岩の節》は第1ターンに出すことができる(後攻であれば相手のマナクリやデルバーも消える!)。 そして、その場合、この《斑岩の節》を消すために2ターン目もクリーチャーを出せないという足止めができる。なお、この効果は「生け贄」ではなく「破壊」となっていますが、 場に神のみとなった場合、何も起こらず《斑岩の節》を生け贄にささげる必要もないのがまた良い(ココ重要)。こうなると、相手はヘリオッドのパワー5より低いクリーチャー(大部分かと思われる)を出せなくなります。グッドスタッフデッキやマナクリによるマナ加速を狙うデッキには刺さりそう。
《抑制の場》も4積みで、双子をはじめとするコンボを封殺し、フェッチランドやミシュラランドはもとより殻や装備品やトロンの宝球の類が事実上使うのが難しくなり大幅にペースダウン。そのために、自身もフェッチやミシュラランドなどの起動型能力を排してデッキつくるなど、工夫が光っています。
では、横に並べるトークン系はというと、《亡霊の牢獄》メイン4積みで足止めをして、4枚入っている《安全の領域》で完全に封殺。全体除去がないにもかかわらず、ほぼ死角が見えないデッキになっています。クリーチャー1枚のみとわりきったことや、クリーチャー除去が不要になったことから(パーマネント用追放除去は散らして《忘却の輪》と《払拭の光》各2枚ずつ)、足止めエンチャントを豊富に入れられるようになったということ。これまでエンチャントと格闘してきたからこそ、このデッキの良さがよく分かるようになりました。
ちなみにフィニッシャーはヘリオッド1枚のほかに玉座が3枚(!)。基本玉座から出るトークンで殴り勝つデッキ。
実際に一人回しをしてみると(気に入ったのでやってみました)、エンチャントが場に9枚で、うち亡霊の監獄2枚と安全の領域1枚で、クリーチャー攻撃のためには1体につき13マナ要る!wwwwwという馬鹿げたこともしばしば出来。
こういうデッキをみると、自分のセンスの無さが身に沁みる・・・・
構築記(5)のときにコメントをいただいたゆきあさんは、まさに、《斑岩の岩》や《抑制の場》を挙げておられましたが、その時にこういう方向性に気づけなかった自分は、まだまだですね。
ちなみにズアー入りデッキは3つ。そのうちの一つは当デッキにちょっと似ているコントロール色の強いものでした(もちろんトラフトはなし)。そのデッキ、《未達への旅》は一枚も無く、メインで《ルーンの光輪》を4枚とっている。やはり。
また、以前ご紹介のあったドラン入りズアーというのも一つありました。
ドランは本ブログのタイトルにもなっている《合同勝利》(笑)に次いで好きなカードです。《包囲サイ》というドランカラー(未だに「アブザン」というより「ドランカラー」という言葉の方がしっくりくる)の好カードも登場したので、改めてドランを使った別のデッキを構想中です(コンセプトは「タルモはもっていないから使わないドランカラーグッドスタッフ」wwww名づけて「たぬきドラン」)。「改めて」というのは、その昔、モダンが導入された直後、ドランデッキを携えて参加してぼろ負けしたことがあるため・・・。でも、ズアーも使わない・・・
【おまけのおまけ】禁止規定の影響
昨日の禁止改定をうけて、メインやサイドには、すぐには変更の必要がないというのが結論。《安らかなる眠り》は、探査対策がメインではあったが、タルモ対策やドレッジ対策も兼ねているし、殻対策の《石のような沈黙》は、親和対策のメインカードなので必要なことに変わりなく。ただ、メタの動きによっては《安らかなる眠り》をサイドに落とすことはありえるかもしれないが、その分、サイドから何をメインに持ってくるかというのは悩ましい。むしろサイドに削れるものがあれば神様の増量の方がいいかも。
やりにくそうな相手だった殻がなくなるのはよいが、親和などの早いデッキが増えると困るかも。
しかし、囲い、ヴェールのリリアナが増えるなら、力線4積みは強いよね・・と楽観視。
でわでわ
(おわり)
モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(11)
2015年1月19日 デッキレシピちょっと事情があり、2日空いてしまいました。
やっと、とりあえずの結論に至りつつあります。
DNでいろいろコメントを頂いたお陰で、一人で構築するより、ずっとマシなものになったと思います。しかし、勝てるデッキかといわれると甚だしく疑問ですが(コントロールだけに乗り手の問題多し)。
ただ、このように一から構築することは、1枚1枚すべてのカードについて、自分なりの存在理由を明確にできるため、大変デッキをまわしやすいと感じています。
長々と失礼いたしました。
++++++++++++++
8.ひとり回しによる調整(承前)
前回の考察に基づき、白がらみの神様をチェックしてみるが(ズアーが解雇されたので3マナ以下に固執する必要なし)、いずれもクリーチャーがらみの能力で、いまひとつデッキにフィットするものがない。
弱点だったドローを若干改善するという観点からは、相対的に《都市国家の神、エファラ》がましかと思う(玉座とのシナジーは強い!)。これを1枚使用したい。そして、ドロー操作+アンブロ付加のためのタッサも2枚にすることとした(ここは悩んだところでしたが、アドバイスが背中を押してくれました)。そのために削るものとして《拘留の宝球》と《不忠の糸》と《金輪際》が候補となったが(ここの選択にも悩んだ)、2枚となったタッサのクリーチャー化に未練を残し(《広がる海》をサイドインしたときには可能性が高まる)、青のダブシンの《不忠の糸》を残すこととした。
洞察力は同じ3マナとすれば、どう考えても教示者より強い。教示者を1枚削り、4枚としよう。
前回の考察のとおり、オーラは《神格の鋼》2枚で。エファラを入れたことから、つける対象がエファラにまで拡大した。
そして、もう一つ大きな変化は《未達への旅》の《ルーンの光輪》への差し替えだ。構築を通してずっと《ルーンの光輪》の使い方を考えていたのだが、対象をクリーチャーに限定した場合、その事実上の単体除去能力(ボブなどのシステムクリーチャーには効かないが)がほぼ《未達への旅》と同等であるならば、次の2枚目を場に出す意味を封じるという点で若干勝っている。それが、本体に作用するエンチャントやPWにも適用可能となれば、《未達への旅》より一日の長があるとの判断。また、上位メタには挙げていなかったが、《ルーンの光輪》こそヴァラクートを封殺できるほぼ唯一のカード(血染めの月が使える色ではないので)ということにも遅まきながら気づいた(金輪際では不可能)。
以上より、Ver2.0 は以下のとおりとなった。
トラフトエンチャントシルバーパレット(Ver.2.0)
【土地】23枚
《天界の列柱》 2
《忍び寄るタール坑》 2
《活発な野生林》 1
《反射池》 2
《地平線の梢》 1
《溢れかえる岸辺》 4
《吹きさらしの荒野》 1
《湿地の干潟》 1
《繁殖池》 1
《神無き祭殿》 1
《神聖なる泉》 1
《寺院の庭》 1
《草むした墓》 1
《マナの合流点》 1
《平地》 2
《島》 1
(W:U:G:B 16:14:12:11、反射池を除き、1つ目の色マナが出せるカードの枚数)
【クリーチャー】7枚
《ニクスの雄羊》 1W 4
《聖トラフトの霊》 1UW 2
《都市国家の神、エファラ》2WU 1
【ソーサリー】9枚
《至高の評決》 1WWU 4
《牧歌的な教示者》 2W 1
《クルフィックスの洞察力》2G 4
【エンチャント】22枚
《海の神、タッサ》 2W 2
《ルーンの光輪》 1W 3
《安らかなる眠り》 1W 2
《金輪際》 1WW 2
《拘留の宝球》 1UW 2
《忘却の輪》 2W 1
《不忠の糸》 1UU 1
《神聖の力線》 2WW 4
《安全の領域》 4W 1
《エンチャント複製》 2U 1
《神格の鋼》 2(W/U) 2
《空位の玉座の印象》 3WW 1 (エンチャント総数としては27枚)
【サイド】15枚
《偉大なるオーラ術》 1W 1
《弁論の幻霊》 2W 3
《広がりゆく海》 1U 4
《猛牛の目》 1G 2
《石のような静寂》 1W 3
《亡霊の牢獄》 2W 2
メインデッキで一人回しをしてみる。
色マナ供給は以前にも増して安定するようになった。やはりフェッチ+ショックランドの組合せは偉大である。フィニッシャーが若干細いという印象は残るが、致命的とまでは思えないので(エファラでカードのドローはほとんどできなかったが、信心7は余裕で、フィニッシャーとしては十分に働きそう)、あとは実戦でどう感じるか次第。一人回しの限りでは、それ以外に大きな問題は感じなかった(依然マナスクリューはたまに起こるが)。
というわけで、一人回しの限りでは、ほぼ調整はここまでかという感じ。次は、想定されるメタデッキと対決(一人回しでも十分可能)をさせ、サイドチェンジも含めて検討すべきだが、メインメタのプロキシデッキを作る元気がないので、一応ここで終了(この粘りのなさがそもそも勝率が向上しない最大の要因とは思うが・・・)。
神が3枚に増えたが、先に場に出していても遠慮せずに《至高の評決》を打てるので、実に使い勝手が良い。第3ターンに出せることに重きをおくとしたらエフォラを《通行の神、エイスリオス》に置き換えても良いかもしれないが、たまにドローができるかもしれないことや《神格の鋼》の付け先にもなることから、当面エファラを使用。
また、この色ならば、そもそも《クルフィックスの洞察力》を使わなくても、《スフィンクスの啓示》でいいんじゃね?という突っ込みも来るかと思うが、土地が23枚のため伸びにくく、啓示はちょっと使いにくいかなという印象。マナコストが安く早めに打てる洞察力のほうが良いかと思う。
このデッキを使うに当たっては、後攻を選択するわけだが、メインデッキによる第1ゲームでは、
(開始時に《神聖の力線》を出す)
1ターン目 ミシュラランドまたはショックランドのタップイン
2ターン目 《ニクスの雄羊》又は《ルーンの光輪》(ごくたまに《安らかなる眠り》)
3ターン目 《ルーンの光輪》又は《金輪際》又は《拘留の宝球》又は《海の神、タッサ》
4ターン目 《至高の評決》又は《クルフィックスの洞察力》又は《拘留の宝球》又は《金輪際》
という流れになることを想定しており、また、こういう流れであれば、それなりに有利に進められるのではないかと思う。そこで、ポイントは第3ターンまたは第4ターンに打つ《金輪際》である。効果的に打つためには、相手のデッキを3ターン目までの動きによって的確に推測できなければならず、メタ上位のデッキの構成や戦い方について十分に熟知している必要がある。かなり、準備と腕が必要な難しいデッキになってしまったなという印象だ(コントロール全般に言えることですが)。
最後に、今後の調整課題、依然心の中でペンディングとなっている点をいくつか。
(1)ズアー解雇は実際正解であったか? 現在のメタでは、ピン除去のないデッキはほとんどないと思われ、こいつ以外に使いどころが無いので確実に即死と考えられるが、逆にサイドインしたら、相手はピン除去を抜いてくるであろうことから、かなり使いやすくなっているはず。マナコストなしで3マナエンチャントをサーチして場に出せるのはやはり強い。サイドにスロットがあるなら、やはり使ってみたい気もする。
(2)エファラを採用したが、ヘリオッドでもいいかなと思っている。《神格の鋼》がついたトラフトが警戒を持てば、2体分にカウントでき、それはそれで強い。悩ましいところ。さらに、出てくるトークンがエンチャントであるという点はコメントを頂くまで見落としていました。この気づきにより、ちょっとヘリオッドに心が動いています。
(3)コメントでも頂いたところだが、タッサのクリーチャー化の可能性はやはりもう少し追求したい。コメントで頂いた《僧院の包囲》など青いエンチャントについて、現有勢力と入れ替え可能なものがあるかなど、多少研究の余地あり。
(4)ニクソスは2枚程度是非採用すべきかと思う。色マナについてはショックランド増量によりかなり安定しており、何とかなりそう。後半はニクソスによって爆発的なマナが出ることを考えると、特にヘリオッドを採用した場合、トークンを楽にだせることから、意味は大きい。マナベースの調整が必要なので、今後の調整課題としたい。
長々とお付き合いいただきありがとうございました!
なんとか、今まで一度も目にしたことのなさそうなローグデッキが作れました。
実戦投入する機会を得ましたら、またレポします。
その前に一時帰国してカード集め(といっても大部分は現有資産でまかなえそうですが)という仕事が、まずありますがwwww
(ほぼおわりだがあと「おまけ」が1回)
やっと、とりあえずの結論に至りつつあります。
DNでいろいろコメントを頂いたお陰で、一人で構築するより、ずっとマシなものになったと思います。しかし、勝てるデッキかといわれると甚だしく疑問ですが(コントロールだけに乗り手の問題多し)。
ただ、このように一から構築することは、1枚1枚すべてのカードについて、自分なりの存在理由を明確にできるため、大変デッキをまわしやすいと感じています。
長々と失礼いたしました。
++++++++++++++
8.ひとり回しによる調整(承前)
前回の考察に基づき、白がらみの神様をチェックしてみるが(ズアーが解雇されたので3マナ以下に固執する必要なし)、いずれもクリーチャーがらみの能力で、いまひとつデッキにフィットするものがない。
弱点だったドローを若干改善するという観点からは、相対的に《都市国家の神、エファラ》がましかと思う(玉座とのシナジーは強い!)。これを1枚使用したい。そして、ドロー操作+アンブロ付加のためのタッサも2枚にすることとした(ここは悩んだところでしたが、アドバイスが背中を押してくれました)。そのために削るものとして《拘留の宝球》と《不忠の糸》と《金輪際》が候補となったが(ここの選択にも悩んだ)、2枚となったタッサのクリーチャー化に未練を残し(《広がる海》をサイドインしたときには可能性が高まる)、青のダブシンの《不忠の糸》を残すこととした。
洞察力は同じ3マナとすれば、どう考えても教示者より強い。教示者を1枚削り、4枚としよう。
前回の考察のとおり、オーラは《神格の鋼》2枚で。エファラを入れたことから、つける対象がエファラにまで拡大した。
そして、もう一つ大きな変化は《未達への旅》の《ルーンの光輪》への差し替えだ。構築を通してずっと《ルーンの光輪》の使い方を考えていたのだが、対象をクリーチャーに限定した場合、その事実上の単体除去能力(ボブなどのシステムクリーチャーには効かないが)がほぼ《未達への旅》と同等であるならば、次の2枚目を場に出す意味を封じるという点で若干勝っている。それが、本体に作用するエンチャントやPWにも適用可能となれば、《未達への旅》より一日の長があるとの判断。また、上位メタには挙げていなかったが、《ルーンの光輪》こそヴァラクートを封殺できるほぼ唯一のカード(血染めの月が使える色ではないので)ということにも遅まきながら気づいた(金輪際では不可能)。
以上より、Ver2.0 は以下のとおりとなった。
トラフトエンチャントシルバーパレット(Ver.2.0)
【土地】23枚
《天界の列柱》 2
《忍び寄るタール坑》 2
《活発な野生林》 1
《反射池》 2
《地平線の梢》 1
《溢れかえる岸辺》 4
《吹きさらしの荒野》 1
《湿地の干潟》 1
《繁殖池》 1
《神無き祭殿》 1
《神聖なる泉》 1
《寺院の庭》 1
《草むした墓》 1
《マナの合流点》 1
《平地》 2
《島》 1
(W:U:G:B 16:14:12:11、反射池を除き、1つ目の色マナが出せるカードの枚数)
【クリーチャー】7枚
《ニクスの雄羊》 1W 4
《聖トラフトの霊》 1UW 2
《都市国家の神、エファラ》2WU 1
【ソーサリー】9枚
《至高の評決》 1WWU 4
《牧歌的な教示者》 2W 1
《クルフィックスの洞察力》2G 4
【エンチャント】22枚
《海の神、タッサ》 2W 2
《ルーンの光輪》 1W 3
《安らかなる眠り》 1W 2
《金輪際》 1WW 2
《拘留の宝球》 1UW 2
《忘却の輪》 2W 1
《不忠の糸》 1UU 1
《神聖の力線》 2WW 4
《安全の領域》 4W 1
《エンチャント複製》 2U 1
《神格の鋼》 2(W/U) 2
《空位の玉座の印象》 3WW 1 (エンチャント総数としては27枚)
【サイド】15枚
《偉大なるオーラ術》 1W 1
《弁論の幻霊》 2W 3
《広がりゆく海》 1U 4
《猛牛の目》 1G 2
《石のような静寂》 1W 3
《亡霊の牢獄》 2W 2
メインデッキで一人回しをしてみる。
色マナ供給は以前にも増して安定するようになった。やはりフェッチ+ショックランドの組合せは偉大である。フィニッシャーが若干細いという印象は残るが、致命的とまでは思えないので(エファラでカードのドローはほとんどできなかったが、信心7は余裕で、フィニッシャーとしては十分に働きそう)、あとは実戦でどう感じるか次第。一人回しの限りでは、それ以外に大きな問題は感じなかった(依然マナスクリューはたまに起こるが)。
というわけで、一人回しの限りでは、ほぼ調整はここまでかという感じ。次は、想定されるメタデッキと対決(一人回しでも十分可能)をさせ、サイドチェンジも含めて検討すべきだが、メインメタのプロキシデッキを作る元気がないので、一応ここで終了(この粘りのなさがそもそも勝率が向上しない最大の要因とは思うが・・・)。
神が3枚に増えたが、先に場に出していても遠慮せずに《至高の評決》を打てるので、実に使い勝手が良い。第3ターンに出せることに重きをおくとしたらエフォラを《通行の神、エイスリオス》に置き換えても良いかもしれないが、たまにドローができるかもしれないことや《神格の鋼》の付け先にもなることから、当面エファラを使用。
また、この色ならば、そもそも《クルフィックスの洞察力》を使わなくても、《スフィンクスの啓示》でいいんじゃね?という突っ込みも来るかと思うが、土地が23枚のため伸びにくく、啓示はちょっと使いにくいかなという印象。マナコストが安く早めに打てる洞察力のほうが良いかと思う。
このデッキを使うに当たっては、後攻を選択するわけだが、メインデッキによる第1ゲームでは、
(開始時に《神聖の力線》を出す)
1ターン目 ミシュラランドまたはショックランドのタップイン
2ターン目 《ニクスの雄羊》又は《ルーンの光輪》(ごくたまに《安らかなる眠り》)
3ターン目 《ルーンの光輪》又は《金輪際》又は《拘留の宝球》又は《海の神、タッサ》
4ターン目 《至高の評決》又は《クルフィックスの洞察力》又は《拘留の宝球》又は《金輪際》
という流れになることを想定しており、また、こういう流れであれば、それなりに有利に進められるのではないかと思う。そこで、ポイントは第3ターンまたは第4ターンに打つ《金輪際》である。効果的に打つためには、相手のデッキを3ターン目までの動きによって的確に推測できなければならず、メタ上位のデッキの構成や戦い方について十分に熟知している必要がある。かなり、準備と腕が必要な難しいデッキになってしまったなという印象だ(コントロール全般に言えることですが)。
最後に、今後の調整課題、依然心の中でペンディングとなっている点をいくつか。
(1)ズアー解雇は実際正解であったか? 現在のメタでは、ピン除去のないデッキはほとんどないと思われ、こいつ以外に使いどころが無いので確実に即死と考えられるが、逆にサイドインしたら、相手はピン除去を抜いてくるであろうことから、かなり使いやすくなっているはず。マナコストなしで3マナエンチャントをサーチして場に出せるのはやはり強い。サイドにスロットがあるなら、やはり使ってみたい気もする。
(2)エファラを採用したが、ヘリオッドでもいいかなと思っている。《神格の鋼》がついたトラフトが警戒を持てば、2体分にカウントでき、それはそれで強い。悩ましいところ。さらに、出てくるトークンがエンチャントであるという点はコメントを頂くまで見落としていました。この気づきにより、ちょっとヘリオッドに心が動いています。
(3)コメントでも頂いたところだが、タッサのクリーチャー化の可能性はやはりもう少し追求したい。コメントで頂いた《僧院の包囲》など青いエンチャントについて、現有勢力と入れ替え可能なものがあるかなど、多少研究の余地あり。
(4)ニクソスは2枚程度是非採用すべきかと思う。色マナについてはショックランド増量によりかなり安定しており、何とかなりそう。後半はニクソスによって爆発的なマナが出ることを考えると、特にヘリオッドを採用した場合、トークンを楽にだせることから、意味は大きい。マナベースの調整が必要なので、今後の調整課題としたい。
長々とお付き合いいただきありがとうございました!
なんとか、今まで一度も目にしたことのなさそうなローグデッキが作れました。
実戦投入する機会を得ましたら、またレポします。
その前に一時帰国してカード集め(といっても大部分は現有資産でまかなえそうですが)という仕事が、まずありますがwwww
(ほぼおわりだがあと「おまけ」が1回)
モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(10)
2015年1月16日 デッキレシピ コメント (2)ゴールが見えてきました。(あと2回かな)
さすがに「うんこ」デッキだけあって、調整をしていけばいくほど、アラばかりが見えてくるのには閉口。
でも、最後までがんばりましょう!
++++++++++++++
8.ひとり回しによる調整
以下が(記述上)昨日時点の脳内構築による、トラフトエンチャントシルバーパレット(ドローソースの女魔術師がいないので「エンチャントレス」とは命名出来ない)デッキ。
トラフトエンチャントシルバーパレット(Ver.1.0)
【土地】23枚
《天界の列柱》 2
《忍び寄るタール坑》 2
《活発な野生林》 1
《鮮烈な草地》 2
《反射池》 2
《地平線の梢》 1
《溢れかえる岸辺》 4
《吹きさらしの荒野》 1
《湿地の干潟》 1
《マナの合流点》 1
《神聖なる泉》 1
《平地》 3
《島》 1
《沼》 1 (計23枚)
【クリーチャー】10枚
《ニクスの雄羊》 1W 4
《聖トラフトの霊》 1UW 3
《結界師ズアー》 1UWB 3
【ソーサリー】6枚
《至高の評決》 1WWU 4
《牧歌的な教示者》 2W 2
【エンチャント】22枚
《未達への旅》 1W 3
《安らかなる眠り》 1W 2
《金輪際》 1WW 3
《拘留の宝球》 1UW 1
《不忠の糸》 1UU 1
《神聖の力線》 2WW 4
《安全の領域》 4W 1
《エンチャント複製》 2U 1
《神格の鋼》 2(W/U) 1
《霊魂のマントル》 1W 1
《空位の玉座の印象》 3WW 1 (エンチャント総数としては26枚)
【サイド】15枚
《偉大なるオーラ術》 1W 1
《弁論の幻霊》 2W 3
《広がりゆく海》 1U 4
《猛牛の目》 1G 2
《石のような静寂》 1W 3
《亡霊の牢獄》 2W 2
このままではあまりにも無責任なので、60枚のプロキシを作って(だって、エターナルのカードはすべて東京に置いてきてしまっているので・・・)一人回し開始。メインのみ20回程度やってみた感想は以下のとおり。
(1)前から自分でも書いていたように、どう考えてもズアーが役に立つとは思えない。エンチャントを引き込めるのが最速第5ターンであり、遅すぎる。その頃欲しいのは、むしろ4マナ以上の安全の領域や玉座。いや、それ以前に、出したとたんに相手手札に余っているピン除去の餌食。次のターンまで生き残ったとしても、確実に攻撃を通すためには、最初の攻撃で《神格の鋼》か《霊魂のマントル》をもってこなければならず、すぐに必要なエンチャントを出せるわけでもない。オーラをつけてフィニッシャーにしようにも、オーラの付け先はトラフトが良いに決まっている。
(2)というわけで、エンチャントを引き込めそうなのは教示者だけで、それが2枚ではまったくシルバーパレットにもならない。
(3)第2ターンには《ニクスの雄羊》、《未達への旅》、《安らかなる眠り》、いずれかをプレイできる確率は十分高く、悪くない。
(4)《ニクスの雄羊》は的確な選択であった。これがエンチャントであるか否かで、《安全の領域》の効き方が相当変わってくるし、玉座もより生きる。チューターなどで持ってくることができることに助けられる場面もありあそう。フェッチランドや(以下で反省して述べるが)ショックランドの増量によるダメージの軽減にもよい。
(5)コントロール(タップアウトコントロールではありますが)なのにドロソがないというのは、そもそもどうよ。どんどん手札が無くなっていく恐怖感・・・それに、相手によっては不要なエンチャントも出てくることから(また2枚目の力線もしかり)ドロー操作もできないのはつらい。タッサを考えるべきか。
(6)やはり、全体除去頼りのデッキ。《至高の評決》を引けない場合はかなりの確度で死んでいると思われる。4枚は絶対必要。
(7)そして、皆に謝ろう。《鮮烈な草地》はやはり間違いだった。 こいつを3ターン目にタップインせざるを得ず《金輪際》が1タ-ン遅れたり、第4ターンにこいつしかなく《至高の評決》を即打てなかったり、致命傷となりかねないようなパターンに何度か見舞われた。そこで、この2枚をショックランドに転換。4枚ある白青フェッチから自由に黒や緑を持ってこられるように白黒と青緑を1枚ずつにしよう。そして、平地1枚を白緑のショックランドに転換。これで、2ターン目緑マナ(《猛牛の牛》のため)の不安は解消するはず。
(8)マナベースの枚数については、マナスクリューはあれど、マナフラッドは一回もなし。やはり24枚は欲しいか? とりあえず現時点の構成でも色事故はほとんどなし。バランスはとりあえず大丈夫そう。
以上より、(1)、(2)、(5)を解消すべく、思い切ってズアー3枚をすべて《クルフィックスの洞察力》に替えてみる。それに伴い、更に緑マナの安定供給を図るべく、沼を緑黒のショックランドに替える。また、試しに聖トラフト1枚を《海の神、タッサ》と入れ替えてみる。
しかし、ズアーで始めた構築がズアーの解雇で終盤を迎えるとは・・・・・
まあ、MTGのデッキ構築ではよくあること。(本当か?)
気を取り直して、ズアーなしを数回まわしてみる・・・・・
うむ、なかなかに良い。《クルフィックスの洞察力》により、第3ターンでも第4ターンでも、最低でも1、2枚手札が増え、運がよければ、4,5枚から3枚のエンチャントを選べる。まったく違うデッキになったよう(もちろん打ち消しへの用心は必要だが、それはズアーも同じ)。
ならば、《牧歌的な教示者》を1枚減らして《クルフィックスの洞察力》を4枚にする方が良いのではないかと感じ始めた。ただ、やりすぎるとトラフトを2枚とも墓地に落として、フィニッシャーが玉座のみという厳しい場面も想定されるが・・・
タッサも《クルフィックスの洞察力》から手に入れば、破壊不能な占術マシーンとして実に素晴らしい働き。トラフトをアンブロ化する働きも強い。ただし、青シンボルのパーマネントが少ないので、《不忠の糸》が場になければタッサのクリーチャー化はほぼ無理。(タッサ1、拘留の宝球2枚で2、不忠の糸2でやっとというところ)。実際には、一人回しで一度もクリーチャー化しなかったので、クリーチャーとしては全くカウントできない。この点は見落としていた。
あれ? タッサがアンブロ付与をするのだから、アンブロ付加のために《霊魂のマントル》を1スロット使って入れるのはもったいない(万年ブロッカーになるという利点はあるにはあるが、アンブロのオーラをつけたら普通は殴るでしょ)。であれば、絆魂を付加し+2/2になる《神格の鋼》2枚の方がよほど理にかなっていると気づいた。
こう考えてくると、フィニッシャーにはならないが、重要なドロー操作+アンブロ付加のエンチャントとしてタッサはむしろ2枚が良いかと思い始める。
タッサに関する見落としにも関連するが、致命的な欠点も見えてきた。とにかく、フィニッシャーが細すぎる。トラフトが1枚減った分余計に。実際に一人回しでは、全体除去を打ったものの、その後何もできず、未達への旅や拘留の宝球などを打つだけでモジモジしているというパターンが案外多かった。玉座が割られ、トラフトが洞察力のため2枚とも墓地・・・したがって勝ち手段なしという恐ろしいパターンも十分想定できる。
まわしてみると、教示者では、ほぼ毎回玉座か安全の領域を引っ張ってくることになる。玉座以外にも洞察力や教示者で引っ張ってこれるフィニッシャーが必要だ。タッサがその役割を担えないのであれば、白がらみの神様だ(このデッキ、白の7信心は全くもって余裕で達成できる!)。
こんなことを考えながら、デッキVer.2へ。
(つづく)
さすがに「うんこ」デッキだけあって、調整をしていけばいくほど、アラばかりが見えてくるのには閉口。
でも、最後までがんばりましょう!
++++++++++++++
8.ひとり回しによる調整
以下が(記述上)昨日時点の脳内構築による、トラフトエンチャントシルバーパレット(ドローソースの女魔術師がいないので「エンチャントレス」とは命名出来ない)デッキ。
トラフトエンチャントシルバーパレット(Ver.1.0)
【土地】23枚
《天界の列柱》 2
《忍び寄るタール坑》 2
《活発な野生林》 1
《鮮烈な草地》 2
《反射池》 2
《地平線の梢》 1
《溢れかえる岸辺》 4
《吹きさらしの荒野》 1
《湿地の干潟》 1
《マナの合流点》 1
《神聖なる泉》 1
《平地》 3
《島》 1
《沼》 1 (計23枚)
【クリーチャー】10枚
《ニクスの雄羊》 1W 4
《聖トラフトの霊》 1UW 3
《結界師ズアー》 1UWB 3
【ソーサリー】6枚
《至高の評決》 1WWU 4
《牧歌的な教示者》 2W 2
【エンチャント】22枚
《未達への旅》 1W 3
《安らかなる眠り》 1W 2
《金輪際》 1WW 3
《拘留の宝球》 1UW 1
《不忠の糸》 1UU 1
《神聖の力線》 2WW 4
《安全の領域》 4W 1
《エンチャント複製》 2U 1
《神格の鋼》 2(W/U) 1
《霊魂のマントル》 1W 1
《空位の玉座の印象》 3WW 1 (エンチャント総数としては26枚)
【サイド】15枚
《偉大なるオーラ術》 1W 1
《弁論の幻霊》 2W 3
《広がりゆく海》 1U 4
《猛牛の目》 1G 2
《石のような静寂》 1W 3
《亡霊の牢獄》 2W 2
このままではあまりにも無責任なので、60枚のプロキシを作って(だって、エターナルのカードはすべて東京に置いてきてしまっているので・・・)一人回し開始。メインのみ20回程度やってみた感想は以下のとおり。
(1)前から自分でも書いていたように、どう考えてもズアーが役に立つとは思えない。エンチャントを引き込めるのが最速第5ターンであり、遅すぎる。その頃欲しいのは、むしろ4マナ以上の安全の領域や玉座。いや、それ以前に、出したとたんに相手手札に余っているピン除去の餌食。次のターンまで生き残ったとしても、確実に攻撃を通すためには、最初の攻撃で《神格の鋼》か《霊魂のマントル》をもってこなければならず、すぐに必要なエンチャントを出せるわけでもない。オーラをつけてフィニッシャーにしようにも、オーラの付け先はトラフトが良いに決まっている。
(2)というわけで、エンチャントを引き込めそうなのは教示者だけで、それが2枚ではまったくシルバーパレットにもならない。
(3)第2ターンには《ニクスの雄羊》、《未達への旅》、《安らかなる眠り》、いずれかをプレイできる確率は十分高く、悪くない。
(4)《ニクスの雄羊》は的確な選択であった。これがエンチャントであるか否かで、《安全の領域》の効き方が相当変わってくるし、玉座もより生きる。チューターなどで持ってくることができることに助けられる場面もありあそう。フェッチランドや(以下で反省して述べるが)ショックランドの増量によるダメージの軽減にもよい。
(5)コントロール(タップアウトコントロールではありますが)なのにドロソがないというのは、そもそもどうよ。どんどん手札が無くなっていく恐怖感・・・それに、相手によっては不要なエンチャントも出てくることから(また2枚目の力線もしかり)ドロー操作もできないのはつらい。タッサを考えるべきか。
(6)やはり、全体除去頼りのデッキ。《至高の評決》を引けない場合はかなりの確度で死んでいると思われる。4枚は絶対必要。
(7)そして、皆に謝ろう。《鮮烈な草地》はやはり間違いだった。 こいつを3ターン目にタップインせざるを得ず《金輪際》が1タ-ン遅れたり、第4ターンにこいつしかなく《至高の評決》を即打てなかったり、致命傷となりかねないようなパターンに何度か見舞われた。そこで、この2枚をショックランドに転換。4枚ある白青フェッチから自由に黒や緑を持ってこられるように白黒と青緑を1枚ずつにしよう。そして、平地1枚を白緑のショックランドに転換。これで、2ターン目緑マナ(《猛牛の牛》のため)の不安は解消するはず。
(8)マナベースの枚数については、マナスクリューはあれど、マナフラッドは一回もなし。やはり24枚は欲しいか? とりあえず現時点の構成でも色事故はほとんどなし。バランスはとりあえず大丈夫そう。
以上より、(1)、(2)、(5)を解消すべく、思い切ってズアー3枚をすべて《クルフィックスの洞察力》に替えてみる。それに伴い、更に緑マナの安定供給を図るべく、沼を緑黒のショックランドに替える。また、試しに聖トラフト1枚を《海の神、タッサ》と入れ替えてみる。
しかし、ズアーで始めた構築がズアーの解雇で終盤を迎えるとは・・・・・
まあ、MTGのデッキ構築ではよくあること。(本当か?)
気を取り直して、ズアーなしを数回まわしてみる・・・・・
うむ、なかなかに良い。《クルフィックスの洞察力》により、第3ターンでも第4ターンでも、最低でも1、2枚手札が増え、運がよければ、4,5枚から3枚のエンチャントを選べる。まったく違うデッキになったよう(もちろん打ち消しへの用心は必要だが、それはズアーも同じ)。
ならば、《牧歌的な教示者》を1枚減らして《クルフィックスの洞察力》を4枚にする方が良いのではないかと感じ始めた。ただ、やりすぎるとトラフトを2枚とも墓地に落として、フィニッシャーが玉座のみという厳しい場面も想定されるが・・・
タッサも《クルフィックスの洞察力》から手に入れば、破壊不能な占術マシーンとして実に素晴らしい働き。トラフトをアンブロ化する働きも強い。ただし、青シンボルのパーマネントが少ないので、《不忠の糸》が場になければタッサのクリーチャー化はほぼ無理。(タッサ1、拘留の宝球2枚で2、不忠の糸2でやっとというところ)。実際には、一人回しで一度もクリーチャー化しなかったので、クリーチャーとしては全くカウントできない。この点は見落としていた。
あれ? タッサがアンブロ付与をするのだから、アンブロ付加のために《霊魂のマントル》を1スロット使って入れるのはもったいない(万年ブロッカーになるという利点はあるにはあるが、アンブロのオーラをつけたら普通は殴るでしょ)。であれば、絆魂を付加し+2/2になる《神格の鋼》2枚の方がよほど理にかなっていると気づいた。
こう考えてくると、フィニッシャーにはならないが、重要なドロー操作+アンブロ付加のエンチャントとしてタッサはむしろ2枚が良いかと思い始める。
タッサに関する見落としにも関連するが、致命的な欠点も見えてきた。とにかく、フィニッシャーが細すぎる。トラフトが1枚減った分余計に。実際に一人回しでは、全体除去を打ったものの、その後何もできず、未達への旅や拘留の宝球などを打つだけでモジモジしているというパターンが案外多かった。玉座が割られ、トラフトが洞察力のため2枚とも墓地・・・したがって勝ち手段なしという恐ろしいパターンも十分想定できる。
まわしてみると、教示者では、ほぼ毎回玉座か安全の領域を引っ張ってくることになる。玉座以外にも洞察力や教示者で引っ張ってこれるフィニッシャーが必要だ。タッサがその役割を担えないのであれば、白がらみの神様だ(このデッキ、白の7信心は全くもって余裕で達成できる!)。
こんなことを考えながら、デッキVer.2へ。
(つづく)
モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(9)
2015年1月15日 デッキレシピ コメント (2)実際の調整過程がここでの記述より少しずつ先に行ってしまっているため、いただいた貴重なコメントやアドバイスをすぐに生かせない石頭のように思われているかな・・・とちょっと不安のREQUIEMです。
現時点で一人回しによる調整はほぼ終えて、とりあえずデッキレシピを固めたところです。そこまで、あと3回分くらい書くことになるかもしれませんが、もう少しお付き合い下さい。
では。
+++++++++++++++
7.マナベース(土地)の構築
どう考えても、聖トラフと入りのほうが良いと思える。そこで、聖トラフト入りを基準にして、デッキ内シンボル数を数えてみる。
W:47 U:17 B:3 (G:3 サイドのみ)
黒マナはズアーを出すためのもので、4ターン目までに一つ欲しい。また、緑マナは猛牛の目のためのもので、2ターン目に出ればうれしい。したがって、黒マナの出る土地は最低6枚、緑マナの出る土地は最低7枚は確保する必要がある。
まず、第1ターンのアクションがここまでのところゼロである。したがって、第1ターンのアクションはタップランドを出すことを第1に考える。とはいえ、入れすぎは避けたい。となると、最大7枚程度か(初手に来る期待値が1枚となるカード枚数は8枚程度)。フェッチランドやショックランドなど選択肢が多数あるなかで、タップをしてまで出したいと思う土地はいうまでもなくミシュラランドである。《天界の列柱》と《忍び寄るタール坑》は素晴らしいミシュラランドであり、それぞれ2枚入れる。また、より発動コストが軽い到達持ちのミシュラランドとして《活発な野生林》を1枚。
あと2枚をあえて(今まずモダンでは使われないが)《鮮烈な草地》でどうかと考える。圧倒的に白マナを多く要求するデッキであり、しかし、2回は青や黒や緑が出せ、宝石鉱山のように使用限界がなく、また《反射池》(2枚を想定)から5色が出るようになる。このデッキには悪くないと考える。以上でタップインは7枚。
血染めの月対策として、できれば基本土地で平地2枚、島1枚は最低限出しておきたく、また沼も置きたい。そこで、平地3枚、島1枚、沼1枚を入れる。それらを持ってくるフェッチランド数は、用意した基本土地の枚数+1と考えるので、計6枚というところか。白青を4枚と白黒、白緑を各1枚。
後半の余った土地の有効活用として《地平線の梢》は良いと考えるが、マナを出すたびに1ダメはつらい。1枚としておく。
そして色マナ対策としてマナの合流点を1枚。以上で22枚。残り1枚はフェッチでひっぱってこれる白青のショックランドとする。
以上まとめると、
《天界の列柱》 2
《忍び寄るタール坑》 2
《活発な野生林》 1
《鮮烈な草地》 2
《反射池》 2
《地平線の梢》 1
《溢れかえる岸辺》 4
《吹きさらしの荒野》 1
《湿地の干潟》 1
《マナの合流点》 1
《神聖なる泉》 1
《平地》 3
《島》 1
《沼》 1 (計23枚)
出しうる色マナ比(反射池を5色でカウント)は W:U:G:B = 19:15:8:9
緑マナを2ターン目に用意できるかは微妙なところかもしれないが(8枚のうち2枚は反射池であるため)、それ以外は大丈夫であろう。黒マナはタール坑の起動のためにも必要なので、この程度は欲しい。
(つづく)
現時点で一人回しによる調整はほぼ終えて、とりあえずデッキレシピを固めたところです。そこまで、あと3回分くらい書くことになるかもしれませんが、もう少しお付き合い下さい。
では。
+++++++++++++++
7.マナベース(土地)の構築
どう考えても、聖トラフと入りのほうが良いと思える。そこで、聖トラフト入りを基準にして、デッキ内シンボル数を数えてみる。
W:47 U:17 B:3 (G:3 サイドのみ)
黒マナはズアーを出すためのもので、4ターン目までに一つ欲しい。また、緑マナは猛牛の目のためのもので、2ターン目に出ればうれしい。したがって、黒マナの出る土地は最低6枚、緑マナの出る土地は最低7枚は確保する必要がある。
まず、第1ターンのアクションがここまでのところゼロである。したがって、第1ターンのアクションはタップランドを出すことを第1に考える。とはいえ、入れすぎは避けたい。となると、最大7枚程度か(初手に来る期待値が1枚となるカード枚数は8枚程度)。フェッチランドやショックランドなど選択肢が多数あるなかで、タップをしてまで出したいと思う土地はいうまでもなくミシュラランドである。《天界の列柱》と《忍び寄るタール坑》は素晴らしいミシュラランドであり、それぞれ2枚入れる。また、より発動コストが軽い到達持ちのミシュラランドとして《活発な野生林》を1枚。
あと2枚をあえて(今まずモダンでは使われないが)《鮮烈な草地》でどうかと考える。圧倒的に白マナを多く要求するデッキであり、しかし、2回は青や黒や緑が出せ、宝石鉱山のように使用限界がなく、また《反射池》(2枚を想定)から5色が出るようになる。このデッキには悪くないと考える。以上でタップインは7枚。
血染めの月対策として、できれば基本土地で平地2枚、島1枚は最低限出しておきたく、また沼も置きたい。そこで、平地3枚、島1枚、沼1枚を入れる。それらを持ってくるフェッチランド数は、用意した基本土地の枚数+1と考えるので、計6枚というところか。白青を4枚と白黒、白緑を各1枚。
後半の余った土地の有効活用として《地平線の梢》は良いと考えるが、マナを出すたびに1ダメはつらい。1枚としておく。
そして色マナ対策としてマナの合流点を1枚。以上で22枚。残り1枚はフェッチでひっぱってこれる白青のショックランドとする。
以上まとめると、
《天界の列柱》 2
《忍び寄るタール坑》 2
《活発な野生林》 1
《鮮烈な草地》 2
《反射池》 2
《地平線の梢》 1
《溢れかえる岸辺》 4
《吹きさらしの荒野》 1
《湿地の干潟》 1
《マナの合流点》 1
《神聖なる泉》 1
《平地》 3
《島》 1
《沼》 1 (計23枚)
出しうる色マナ比(反射池を5色でカウント)は W:U:G:B = 19:15:8:9
緑マナを2ターン目に用意できるかは微妙なところかもしれないが(8枚のうち2枚は反射池であるため)、それ以外は大丈夫であろう。黒マナはタール坑の起動のためにも必要なので、この程度は欲しい。
(つづく)
モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(8)
2015年1月14日 デッキレシピ コメント (2)いやぁ 恥ずかしい。
自分が愛用したことがあるカードの最も重要な条件をすっか忘れているなんて。(モダンのカードについては)二年のブランクがあったとはいえ、言い訳にはならない。老人性痴呆症の始まりか・・・自分でも不安になる。
まあ、プレイする時まで気がつかなかったら更に大恥だったので、ご指摘に本当に感謝。
で、気を取り直して続きを。
++++++++++++++++
6.採用エンチャントの決定とデッキ構築(承前)
(1)聖トラフトセット入りの構築(承前)
昨日までの結果できあがったデッキは以下のとおり。
土地23枚
クリーチャー10枚(《ニクスの雄羊》4枚とズアー3枚、トラフト3枚)
ソーサリー6枚(《至高の評決》4枚、《牧歌的な教示者》2枚)
エンチャント22枚
未達への旅 1W 3
安らかなる眠り 1W 2
金輪際 1WW 3
拘留の宝球 1UW 3
忘却の輪 2W 1
不忠の糸 1UU 1
神聖の力線 2WW 4
安全の領域 4W 1
エンチャント複製 2U 1
神格の鋼 2(W/U) 1
霊魂のマントル 1W 1
空位の玉座の印象 3WW 1 (エンチャント総数としては26枚)
では、サイドの構築。刈り込む前のリストアップは以下の24枚(再掲)。
(サイド)
偉大なるオーラ術 1W 2
弁論の幻霊 2W 3
窒息 2G 1
広がりゆく海 1U 4
赤の防御円 1W 1
猛牛の目 1G 3
石のような静寂 1W 3
不忠の糸 1UU 1
亡霊の牢獄 2W 3
幽霊街 3 (計24枚)
まず、天敵トロンのための幽霊街であるが、23枚のマナベースに無色土地を3枚入れるのは、4色デッキとしてはちょっと冒険。はずすこととする。(トロンがまた一大勢力となってきたら考慮に値するが)
《赤の防御円》は、《神聖の力線》を4枚とっていることから、見送ることとする。
また、メインに1枚つんでいる不忠の糸の増量はあきらめる(優先度低い)。それ以外は、必須とされるものばかりだが、スロットをけずるため、3ターン目までにキャストしないと負けに直結する可能性のあるもの(対親和の《石のような静寂》、対トロンの《広がりゆく海》など)を優先し、それ以外は枚数をけずることとする。その結果は以下のとおり。
(サイド)
偉大なるオーラ術 1W 1
弁論の幻霊 2W 3
広がりゆく海 1U 4
猛牛の目 1G 2
石のような静寂 1W 3
亡霊の牢獄 2W 2 (計15枚)
(2)聖トラフトなしの構築
基本的な考え方は同じ。聖トラフトセット(現時点で計5枚)を抜いた後に何を補充するかということ。
トラフトを抜くメリットをまず考える必要がある。それはエンチャントの増量(安全の領域がより強くなり、クルフィックスの洞察力が使える)と、相手をコントロールするためのパーツを増やせるというところにある。抜いた分を別のフィニッシャーにするのならトラフトセットを超えるものは考えにくいので意味がないであろう。
そうなると、まず《海の神、タッサ》は、エンチャントであり、ズアーで持ってこれて、フィニッシャーにもなり得て、占術マシンはコントロールデッキには実に大きな味方となることから、有力な候補。エイスリオスは、そもそもクリーチャーが少ないのであまり旨みがない。
ズアーにつけることを考え、《神格の鋼》は1枚残してよいかと考える。また、聖トラフトセット入りのため泣く泣く削ったメインパーツのうち、《安全の領域》の2枚目と万能な《拘留の宝球》の4枚目を増量し、増量を満喫するためのクルフィックスの洞察力を2枚入れ、その代わりに牧歌的な教示者を1枚減らすこととする。
結果として、
土地23枚
クリーチャー8枚(《ニクスの雄羊》4枚とズアー3枚、タッサ1枚)
ソーサリー7枚(《至高の評決》4枚、《牧歌的な教示者》1枚、《クルフィックスの洞察力》2枚)
エンチャント23枚
未達への旅 1W 3
安らかなる眠り 1W 2
金輪際 1WW 3
拘留の宝球 1UW 4
忘却の輪 2W 1
不忠の糸 1UU 1
神聖の力線 2WW 4
安全の領域 4W 2
エンチャント複製 2U 1
神格の鋼 2(W/U) 1
空位の玉座の印象 3WW 1 (エンチャント総数としては28枚)
サイドはとりあえず共通としておく。
エンチャント総数が手札の約半数となったので、《クルフィックスの洞察力》でめくれるエンチャントの期待値も3枚に近づいた。ただ、ちょっとフィニッシュ手段が細いような気がするが、そのあたりは一人回しをしてみないと何とも言えないか。相手が白くなければ(PtEがなければ)、タッサに神格の鋼をつけてペコペコと殴っている図が目に浮かぶが・・・
どうも聖トラフトセットを抜いた分を補うほど強くなったという気がしないが、どうか。
是非、感想をください!
(つづく)
自分が愛用したことがあるカードの最も重要な条件をすっか忘れているなんて。(モダンのカードについては)二年のブランクがあったとはいえ、言い訳にはならない。老人性痴呆症の始まりか・・・自分でも不安になる。
まあ、プレイする時まで気がつかなかったら更に大恥だったので、ご指摘に本当に感謝。
で、気を取り直して続きを。
++++++++++++++++
6.採用エンチャントの決定とデッキ構築(承前)
(1)聖トラフトセット入りの構築(承前)
昨日までの結果できあがったデッキは以下のとおり。
土地23枚
クリーチャー10枚(《ニクスの雄羊》4枚とズアー3枚、トラフト3枚)
ソーサリー6枚(《至高の評決》4枚、《牧歌的な教示者》2枚)
エンチャント22枚
未達への旅 1W 3
安らかなる眠り 1W 2
金輪際 1WW 3
拘留の宝球 1UW 3
忘却の輪 2W 1
不忠の糸 1UU 1
神聖の力線 2WW 4
安全の領域 4W 1
エンチャント複製 2U 1
神格の鋼 2(W/U) 1
霊魂のマントル 1W 1
空位の玉座の印象 3WW 1 (エンチャント総数としては26枚)
では、サイドの構築。刈り込む前のリストアップは以下の24枚(再掲)。
(サイド)
偉大なるオーラ術 1W 2
弁論の幻霊 2W 3
窒息 2G 1
広がりゆく海 1U 4
赤の防御円 1W 1
猛牛の目 1G 3
石のような静寂 1W 3
不忠の糸 1UU 1
亡霊の牢獄 2W 3
幽霊街 3 (計24枚)
まず、天敵トロンのための幽霊街であるが、23枚のマナベースに無色土地を3枚入れるのは、4色デッキとしてはちょっと冒険。はずすこととする。(トロンがまた一大勢力となってきたら考慮に値するが)
《赤の防御円》は、《神聖の力線》を4枚とっていることから、見送ることとする。
また、メインに1枚つんでいる不忠の糸の増量はあきらめる(優先度低い)。それ以外は、必須とされるものばかりだが、スロットをけずるため、3ターン目までにキャストしないと負けに直結する可能性のあるもの(対親和の《石のような静寂》、対トロンの《広がりゆく海》など)を優先し、それ以外は枚数をけずることとする。その結果は以下のとおり。
(サイド)
偉大なるオーラ術 1W 1
弁論の幻霊 2W 3
広がりゆく海 1U 4
猛牛の目 1G 2
石のような静寂 1W 3
亡霊の牢獄 2W 2 (計15枚)
(2)聖トラフトなしの構築
基本的な考え方は同じ。聖トラフトセット(現時点で計5枚)を抜いた後に何を補充するかということ。
トラフトを抜くメリットをまず考える必要がある。それはエンチャントの増量(安全の領域がより強くなり、クルフィックスの洞察力が使える)と、相手をコントロールするためのパーツを増やせるというところにある。抜いた分を別のフィニッシャーにするのならトラフトセットを超えるものは考えにくいので意味がないであろう。
そうなると、まず《海の神、タッサ》は、エンチャントであり、ズアーで持ってこれて、フィニッシャーにもなり得て、占術マシンはコントロールデッキには実に大きな味方となることから、有力な候補。エイスリオスは、そもそもクリーチャーが少ないのであまり旨みがない。
ズアーにつけることを考え、《神格の鋼》は1枚残してよいかと考える。また、聖トラフトセット入りのため泣く泣く削ったメインパーツのうち、《安全の領域》の2枚目と万能な《拘留の宝球》の4枚目を増量し、増量を満喫するためのクルフィックスの洞察力を2枚入れ、その代わりに牧歌的な教示者を1枚減らすこととする。
結果として、
土地23枚
クリーチャー8枚(《ニクスの雄羊》4枚とズアー3枚、タッサ1枚)
ソーサリー7枚(《至高の評決》4枚、《牧歌的な教示者》1枚、《クルフィックスの洞察力》2枚)
エンチャント23枚
未達への旅 1W 3
安らかなる眠り 1W 2
金輪際 1WW 3
拘留の宝球 1UW 4
忘却の輪 2W 1
不忠の糸 1UU 1
神聖の力線 2WW 4
安全の領域 4W 2
エンチャント複製 2U 1
神格の鋼 2(W/U) 1
空位の玉座の印象 3WW 1 (エンチャント総数としては28枚)
サイドはとりあえず共通としておく。
エンチャント総数が手札の約半数となったので、《クルフィックスの洞察力》でめくれるエンチャントの期待値も3枚に近づいた。ただ、ちょっとフィニッシュ手段が細いような気がするが、そのあたりは一人回しをしてみないと何とも言えないか。相手が白くなければ(PtEがなければ)、タッサに神格の鋼をつけてペコペコと殴っている図が目に浮かぶが・・・
どうも聖トラフトセットを抜いた分を補うほど強くなったという気がしないが、どうか。
是非、感想をください!
(つづく)
モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(7)
2015年1月13日 デッキレシピ コメント (2)皆様からいろいろとアドバイスをいただき、うれしく思っております。こうやってアドバイスをいただくことによって、結果としてデッキがどんどんよくなっていくような気がしています。
現在は、すでにプロトタイプのプロキシ回しまでたどりついていますので(しかし苦戦中)、いただいたアドバイスがここに反映されるのは少しずつ先となっていまいますが、気長にお楽しみいただければと思っています。
では、続きを。
++++++++++++++++¥
6.採用エンチャントの決定とデッキ構築(承前)
刈り込みを始めるにあたり、まず、大きな岐路が出現する。スロットが相当厳しいことから、聖トラフトセットをあきらめて、フィニッシャーはエンチャント(から出るトークン)とミシュラランドに任せ、十分なエンチャント数を確保するという考え方である。その場合、更にメリットとして《クルフィックスの洞察力》も採用でき、十分な威力を発揮するということになる。
そこで、両方の可能性をそれぞれ追求してみることとする。
(1)聖トラフトセット入りの構築
土地23枚
クリーチャー10枚(《ニクスの雄羊》含む)
ソーサリー6枚
エンチャント21枚
チューターが全部で5枚あることから、単純に2枚以上のエンチャントは全て1、2 枚ずつ減らしても構わないという考え方もできるが、チューターで手に入れキャストできるのは早くても4ターン目(ズアーなら5ターン目)。2ターン目または3ターン目にどうしてもキャストしたいエンチャントはかなりあるはず。それらの枚数を減らしすぎてしまうのは危険。一方、4マナ以上のエンチャントの枚数は最小限にできる(神聖の力線は除く)。
全体除去をフルに積んでいることを考えると、クリーチャーの軽量ピン除去が8枚も必要とは思えない。《死の重み》は《未達への旅》で代替でき、場にも残りにくいことから、解雇して、未達は早いデッキを意識して一応3枚残す。
ルーンの光輪は今一つ効果的な使い方が見えてこないので、とりあえず解雇。
これでメインパーツは、以下のようになる。
未達への旅 1W 3
安らかなる眠り 1W 2
金輪際 1WW 3
拘留の宝球 1UW 3
忘却の輪 2W 1
不忠の糸 1UU 1
神聖の力線 2WW 4
安全の領域 4W 1 (計18枚)
《ニクスの雄羊》4枚を考慮に入れると、2マナ圏が計9枚となり、とりあえずマナカーブ的にはぎりぎり大丈夫といえよう。
このデッキの場合、フィニッシャーのメインは聖トラフトセットとなるので、白昇天は解雇して(2,3ターン目には他に優先すべきこともあり、5ターン目に出すなら遅すぎるので)、玉座を1枚とシルバーパレットにはぴったりのエンチャント複製(1枚しかとっていないエンチャントの2枚目となるのは実に大きい)を1枚を残す。これで、計20枚。さて、聖トラフトセットのオーラのスロットが1枚になってしまった。
ここで聖トラフトセットのオーラについて、もう一度吟味してみよう。
ズアーか教示者でひっぱってくるのなら、2枚でも大丈夫だが(オーラを衰微で割られる可能性などを考えると2枚が最低ライン)、これら3枚を選んでいるのは、それぞれ付与する能力が異なり、その状況に応じて選択できるようにするためである。
天上の鎧 →非常に大きな強化+先制攻撃
神格の鋼 →+2/2+アンブロ+絆魂(聖トラフトかズアーにつけた場合)
夜明けの宝冠→+3/3+絆魂+警戒+先制攻撃
この中で、アンブロが最も重要な機能であることはいうまでもない。一般には、《夜明けの宝冠》が最初のリストラ候補となるであろうが、クリーチャーの数が少ない中で「警戒」の持つ意味が大きいと考え、入れている。となれば、先制攻撃は宝冠で付与できるし、聖トラフトにつけた場合には環境を席捲しているサイも一方的にやれるので、《天上の鎧》の方がリストラ候補ということになろうか。
(追記分)他のオーラがついていなければならない宝冠はリストラして、アンブロ付与が可能でかつ永遠ブロッカーにもなりえる《霊魂のマントル》が二枚目として丸いのではないか。残念だが、《天上の鎧》は解雇。
あれ? そもそも《天上の鎧》でba―――nをやりたかったのではなかったっけ? まあ、こういう変更はよくあること。
それでもこの2枚のオーラのためのあと1スロットをどうするか。
2マナ圏以下はこれ以上減らしたくなく(初動3ターン目というのもちょっと悪夢)、《至高の評決》を3枚にするのも怖いものがあるので、減らせない。そこで、61枚デッキということにしておこう(それがいやなら土地22枚という方策もあるが、私としては土地22枚の60枚デッキより土地23枚の61枚デッキの方が安定すると考える)。なお、マナベース(土地23枚)の構築は別の章で行うこととする。
(つづく)
現在は、すでにプロトタイプのプロキシ回しまでたどりついていますので(しかし苦戦中)、いただいたアドバイスがここに反映されるのは少しずつ先となっていまいますが、気長にお楽しみいただければと思っています。
では、続きを。
++++++++++++++++¥
6.採用エンチャントの決定とデッキ構築(承前)
刈り込みを始めるにあたり、まず、大きな岐路が出現する。スロットが相当厳しいことから、聖トラフトセットをあきらめて、フィニッシャーはエンチャント(から出るトークン)とミシュラランドに任せ、十分なエンチャント数を確保するという考え方である。その場合、更にメリットとして《クルフィックスの洞察力》も採用でき、十分な威力を発揮するということになる。
そこで、両方の可能性をそれぞれ追求してみることとする。
(1)聖トラフトセット入りの構築
土地23枚
クリーチャー10枚(《ニクスの雄羊》含む)
ソーサリー6枚
エンチャント21枚
チューターが全部で5枚あることから、単純に2枚以上のエンチャントは全て1、2 枚ずつ減らしても構わないという考え方もできるが、チューターで手に入れキャストできるのは早くても4ターン目(ズアーなら5ターン目)。2ターン目または3ターン目にどうしてもキャストしたいエンチャントはかなりあるはず。それらの枚数を減らしすぎてしまうのは危険。一方、4マナ以上のエンチャントの枚数は最小限にできる(神聖の力線は除く)。
全体除去をフルに積んでいることを考えると、クリーチャーの軽量ピン除去が8枚も必要とは思えない。《死の重み》は《未達への旅》で代替でき、場にも残りにくいことから、解雇して、未達は早いデッキを意識して一応3枚残す。
ルーンの光輪は今一つ効果的な使い方が見えてこないので、とりあえず解雇。
これでメインパーツは、以下のようになる。
未達への旅 1W 3
安らかなる眠り 1W 2
金輪際 1WW 3
拘留の宝球 1UW 3
忘却の輪 2W 1
不忠の糸 1UU 1
神聖の力線 2WW 4
安全の領域 4W 1 (計18枚)
《ニクスの雄羊》4枚を考慮に入れると、2マナ圏が計9枚となり、とりあえずマナカーブ的にはぎりぎり大丈夫といえよう。
このデッキの場合、フィニッシャーのメインは聖トラフトセットとなるので、白昇天は解雇して(2,3ターン目には他に優先すべきこともあり、5ターン目に出すなら遅すぎるので)、玉座を1枚とシルバーパレットにはぴったりのエンチャント複製(1枚しかとっていないエンチャントの2枚目となるのは実に大きい)を1枚を残す。これで、計20枚。さて、聖トラフトセットのオーラのスロットが1枚になってしまった。
ここで聖トラフトセットのオーラについて、もう一度吟味してみよう。
ズアーか教示者でひっぱってくるのなら、2枚でも大丈夫だが(オーラを衰微で割られる可能性などを考えると2枚が最低ライン)、これら3枚を選んでいるのは、それぞれ付与する能力が異なり、その状況に応じて選択できるようにするためである。
天上の鎧 →非常に大きな強化+先制攻撃
神格の鋼 →+2/2+アンブロ+絆魂(聖トラフトかズアーにつけた場合)
夜明けの宝冠→+3/3+絆魂+警戒+先制攻撃
この中で、アンブロが最も重要な機能であることはいうまでもない。
(追記分)他のオーラがついていなければならない宝冠はリストラして、アンブロ付与が可能でかつ永遠ブロッカーにもなりえる《霊魂のマントル》が二枚目として丸いのではないか。残念だが、《天上の鎧》は解雇。
あれ? そもそも《天上の鎧》でba―――nをやりたかったのではなかったっけ? まあ、こういう変更はよくあること。
それでもこの2枚のオーラのためのあと1スロットをどうするか。
2マナ圏以下はこれ以上減らしたくなく(初動3ターン目というのもちょっと悪夢)、《至高の評決》を3枚にするのも怖いものがあるので、減らせない。そこで、61枚デッキということにしておこう(それがいやなら土地22枚という方策もあるが、私としては土地22枚の60枚デッキより土地23枚の61枚デッキの方が安定すると考える)。なお、マナベース(土地23枚)の構築は別の章で行うこととする。
(つづく)
モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(6)
2015年1月12日 デッキレシピ コメント (2)誰得の企画ですが、案外アクセスがあるのに驚いています。
長ったらしい連載となってしまって恐縮ですが、こうして細かく文字化することにより、自分の思考経路が客観的によく把握でき、何が足りなかったのか、後で検証するのに役立つのではないかと思っています。
大いに突っ込んで下さい!
では、続けます。
+++++++++++++
5.残された論点
デッキを組んでみる前に、残された論点を片付けておこう。
(1)《神聖の力線》はメイン4積みか?
どうしても《神聖の力線》はサイドカードというイメージがあるが、既に書いてきたようにハンデス、ヴェールのリリアナ、本体火力と現在のモダンでは引っかからないデッキが比較的少ないと考えられるので、メイン4でやってみることとする。何と言っても、教示者でエンチャントを引き込んだ返しでの思考囲いなどという悲劇も防げるのは大切。不要となれば、そこにサイドカードがきれいに収まってくれるはず(例:トロン相手の《広がる海》など》)。
(2)《安らかなる眠り》はメイン採用とするのか?
こちらもサイドカードという印象が強いが、探査カード(宝船、探索)とタルモの隆盛を考えると、軟泥をとれない分このカードの重みが増し、メインで考えてもよいと判断。複数引いてもつらいところもあるので、2枚か3枚であろう。これに伴い《魂の階段の探検》は不採用決定。
(3)《弁論の幻霊》か《法の定め》か
マナコストも一緒でエンチャントであることも一緒。違いはクリーチャーか否かという一点。主な活躍場所が、親和、トロン、ジェスカイコンボ、バーンであると考えると、除去されやすいクリーチャーであるという短所より、とりあえず稲妻に引っかからない壁であるという意味の方が大きいような気がする。まず《弁論の幻霊》を採用してみることとする。サイドスタートとなると思うが。
(4)色マナを出す土地エンチャントの採用は?
色事故防止、マナブースととして十分一考に価すると考えられるが、キャストコストの色が基本的に本デッキではタッチ色の緑であり、どうにもかみ合いが悪いため、スロットがきついこともあり、今回は採用は見送ることとする。
6.採用エンチャントの決定とデッキ構築
まず、カード配分から。3マナ以下が主体とはいえ、4マナのズアーまではある程度スムーズに土地を並べたいので、土地は23枚ということにとりあえずしておく。
クリーチャーは、壁役の《ニクスの雄羊》4枚、聖トラフト3枚、ズアー3枚と仮置きして、10枚(聖トラフトは原則として全体除去後にキャストすることとなるので、4積みは不要との判断)。クリーチャー枠ともいえる3マナ2神のスロットは厳しい。トラフトを減量して入れるという考えもあるが、生贄強制を力線で阻んでいる限りはトラフトの方が耐性があると考え、トラフトを優先することとした(全体除去が環境に増えるようなら神様の方が優先ということもありうる)。
呪文は、全体除去の《至高の評決》が4枚と《牧歌的な教示者》2枚と考えて6枚。
となると暫定的な残りのエンチャント枠は計21枚ということになる。
マナカーブはとりあえず考えず、必要となりそうなエンチャントを全て羅列してみる。メインパーツの枚数は、ズアー&教示者がないものとしての必要枚数というイメージ。
(メインパーツ)
死の重み B 4
ルーンの光輪 1W 2
未達への旅 1W 4
安らかなる眠り 1W 3
金輪際 1WW 4
拘留の宝球 1UW 4
忘却の輪 2W 2
不忠の糸 1UU 1
神聖の力線 2WW 4
安全の領域 4W 2
(フィニッシャー)
光輝王の昇天 1W 2
空位の玉座の印象 3WW 2
(できたら入れたい)
開花の幻霊 2GG 1
エンチャント複製 2U 1
ナイレアの弓 1GG 1
(オーラセット)
天上の鎧 W 1
神格の鋼 2(W/U) 1
夜明けの宝冠 WW 1
(サイド)
偉大なるオーラ術 1W 2
弁論の幻霊 2W 3
窒息 2G 1
広がりゆく海 1U 4
赤の防御円 1W 1
猛牛の目 1G 3
石のような静寂 1W 3
不忠の糸 1UU 1
亡霊の牢獄 2W 3
幽霊街 3
とりあえず並べてみたところ、メインには「出来たら入れたい」も含めて40枚、サイドが24枚となった。ここから刈り込みをはじめるということになる。場合によっては、エンチャント以外のパーツの枚数もその過程で調整することとなろう。
(つづく)
長ったらしい連載となってしまって恐縮ですが、こうして細かく文字化することにより、自分の思考経路が客観的によく把握でき、何が足りなかったのか、後で検証するのに役立つのではないかと思っています。
大いに突っ込んで下さい!
では、続けます。
+++++++++++++
5.残された論点
デッキを組んでみる前に、残された論点を片付けておこう。
(1)《神聖の力線》はメイン4積みか?
どうしても《神聖の力線》はサイドカードというイメージがあるが、既に書いてきたようにハンデス、ヴェールのリリアナ、本体火力と現在のモダンでは引っかからないデッキが比較的少ないと考えられるので、メイン4でやってみることとする。何と言っても、教示者でエンチャントを引き込んだ返しでの思考囲いなどという悲劇も防げるのは大切。不要となれば、そこにサイドカードがきれいに収まってくれるはず(例:トロン相手の《広がる海》など》)。
(2)《安らかなる眠り》はメイン採用とするのか?
こちらもサイドカードという印象が強いが、探査カード(宝船、探索)とタルモの隆盛を考えると、軟泥をとれない分このカードの重みが増し、メインで考えてもよいと判断。複数引いてもつらいところもあるので、2枚か3枚であろう。これに伴い《魂の階段の探検》は不採用決定。
(3)《弁論の幻霊》か《法の定め》か
マナコストも一緒でエンチャントであることも一緒。違いはクリーチャーか否かという一点。主な活躍場所が、親和、トロン、ジェスカイコンボ、バーンであると考えると、除去されやすいクリーチャーであるという短所より、とりあえず稲妻に引っかからない壁であるという意味の方が大きいような気がする。まず《弁論の幻霊》を採用してみることとする。サイドスタートとなると思うが。
(4)色マナを出す土地エンチャントの採用は?
色事故防止、マナブースととして十分一考に価すると考えられるが、キャストコストの色が基本的に本デッキではタッチ色の緑であり、どうにもかみ合いが悪いため、スロットがきついこともあり、今回は採用は見送ることとする。
6.採用エンチャントの決定とデッキ構築
まず、カード配分から。3マナ以下が主体とはいえ、4マナのズアーまではある程度スムーズに土地を並べたいので、土地は23枚ということにとりあえずしておく。
クリーチャーは、壁役の《ニクスの雄羊》4枚、聖トラフト3枚、ズアー3枚と仮置きして、10枚(聖トラフトは原則として全体除去後にキャストすることとなるので、4積みは不要との判断)。クリーチャー枠ともいえる3マナ2神のスロットは厳しい。トラフトを減量して入れるという考えもあるが、生贄強制を力線で阻んでいる限りはトラフトの方が耐性があると考え、トラフトを優先することとした(全体除去が環境に増えるようなら神様の方が優先ということもありうる)。
呪文は、全体除去の《至高の評決》が4枚と《牧歌的な教示者》2枚と考えて6枚。
となると暫定的な残りのエンチャント枠は計21枚ということになる。
マナカーブはとりあえず考えず、必要となりそうなエンチャントを全て羅列してみる。メインパーツの枚数は、ズアー&教示者がないものとしての必要枚数というイメージ。
(メインパーツ)
死の重み B 4
ルーンの光輪 1W 2
未達への旅 1W 4
安らかなる眠り 1W 3
金輪際 1WW 4
拘留の宝球 1UW 4
忘却の輪 2W 2
不忠の糸 1UU 1
神聖の力線 2WW 4
安全の領域 4W 2
(フィニッシャー)
光輝王の昇天 1W 2
空位の玉座の印象 3WW 2
(できたら入れたい)
開花の幻霊 2GG 1
エンチャント複製 2U 1
ナイレアの弓 1GG 1
(オーラセット)
天上の鎧 W 1
神格の鋼 2(W/U) 1
夜明けの宝冠 WW 1
(サイド)
偉大なるオーラ術 1W 2
弁論の幻霊 2W 3
窒息 2G 1
広がりゆく海 1U 4
赤の防御円 1W 1
猛牛の目 1G 3
石のような静寂 1W 3
不忠の糸 1UU 1
亡霊の牢獄 2W 3
幽霊街 3
とりあえず並べてみたところ、メインには「出来たら入れたい」も含めて40枚、サイドが24枚となった。ここから刈り込みをはじめるということになる。場合によっては、エンチャント以外のパーツの枚数もその過程で調整することとなろう。
(つづく)
モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(5)
2015年1月11日 デッキレシピ コメント (2)ふと気づけば、世の中はGP静岡一色ですね。すっかり失念していました。
シールドのGP,出たかったですね・・・
さて気を取り直して続きを(長くなっていてすみません)
+++++++++++
4.パーツの当てはめ(承前)
基本的には、受け身なコントロールデッキであるため、まず、相手のデッキごとに必要となるパーツを考えてみる。
(白黒緑ジャンク)
序盤のハンデスでピン除去や全体除去を落とされないよう《神聖の力線》で対応。これは、聖トラフトの天敵ヴェールのリリアナにも効く。原則全体除去に頼ることになるが、キッチンなどには《未達への旅》で対応。タルモ対策には《不忠の糸》と《安らかなる眠り》。サイは《金輪際》で対応できたらよいが、むしろ《金輪際》は衰微対応が優先。サイのお陰で衰微が減ってきている(らしい?)のはありがたい。
(出産の殻)
殻には《石のような静寂》で対応。全体除去はあまりささらないかもしれないのでピン除去を増やす必要があるか? 殻を止められればクリーチャーがある程度溜まるので全体除去も効果が出るとも考えられる。さばきが案外難しそうなマッチアップか。《石のような静寂》をメインから投入はちょっと難しいだろう。タルモ対策のカードはいうまでもなく残す。
(青赤デルバー&ティムールデルバー)
火力防止のため《神聖の力線》はフル装備。序盤は《死の重み》が重要。タルモ・瞬唱対策で《安らかなる眠り》も必須。土地を切り詰めているケースも多いため、案外《亡霊の牢獄》が刺さる可能性もあり。全体除去は不要となる。マナリークや差し戻しが多いようなら《猛牛の目》も有益だが、その見極めは難しそう。ティムールデルバーはこれにタルモが加わったと考えれば、デルバーにも効く《不忠の糸》が有効か。サイドから増量できればよいが・・・スロットが。
(双子&ツインタルモ)
《金輪際》で欠片の双子を止めるのが基本。いずれにせよ火力ははいっているであろうから《神聖の力線》を抜く必要はないであろう。タルモ入りなら《安らかな眠り》と《不忠の糸》。打ち消し呪文がそれなりに入っていれば《猛牛の目》をサイドイン。
(親和)
とにかく《石のような静寂》を出して(出来れば複数)、全体除去を構えるという方法のみ。《石のような静寂》のサイドの枚数が3枚か4枚か悩ましいところ。親和だけを考えれば4枚だが。第1ゲームをとるのは厳しいだろう。《弁論の幻霊》か《法の定め》も大いに活躍しそう。サイドに是非ほしいところ。
(トロン)
一番厄介そうな相手。かつて自分が使っていたデッキだからよく分かる。出来るだけ早く《金輪際》で忘却石とカーンをとめる必要があり、カーンを3ターン目に出されないためにも《広がる海》でウルザランド完成を阻止しなければならない。《ルーンの光輪》でエムラを指定しても滅殺は発動するので、《金輪際》でとめなくてはならないが、全ては塵まで考えに入れると《金輪際》の数が足りない。早い段階で《弁論の幻霊》(または《法の定め》)を出せれば、宝球やガラクタ等の連続使用をストップでき、少しはスピードダウンになりそう。《弁論の幻霊》もサイド要員か。真剣に対応するには、《広がる海》4枚だけでは足らず、《幽霊街》のサイド入りも検討しなければならないかも。いずれにせよ長引けば勝ち目はないので、聖トラフトセットで相手の隙にライフを削るしかないか。
(バーン)
とにかく《神聖の力線》を引くまでマリガンというのが基本。かさ増しにサイドから1枚《赤の防御円》を入れるというところか。第1ゲームは相手のデッキがわからないので《神聖の力線》を出せていなければ、厳しいかも。壁の増量という観点も含め《弁論の幻霊》のサイドインも有効か(しかし3マナはちょっと遅い?)。
(ジェスカイコンボ)
コンボをとめるには《弁論の幻霊》(または《法の定め》)が基本。宝船や探索を《安らかなる眠り》で封殺しておき、ギタクシア派の調査や火力も入っていると考えられるので、《神聖の力線》も有効。
(白黒トークン)
全体除去ではすぐに立ち直るのでちょっとやっかいか。清浄の名誉などの強化エンチャントをきちんと割る(宝球や輪っかで)のと併行してやっていく必要がある。エンチャント割りの増量が望ましいが、サイドにスロットはなさそう。《金輪際》の指定は未練ある魂や幽体の行列からか。《安全の領域》が劇的に刺さるが重いためメインで2枚くらいが限界。その増量代わりとして《亡霊の牢獄》が極めて有効。サイドインするべき。《拘留の宝球》はトークン一掃できるため強い。
(ソウルシスターズ&ノリンシスターズ)
白黒トークン同様、イーオスのレインジャーやサルベージ手段もあるため全体除去だけではすぐに立ち直る。また、試合時間が相当かかるのが通例なので(こちらも早いデッキではないため余計に)、1ゲームしかないと思ったほうがよく、サイドでの対応はあまり考えなくてもよいかもしれない。バーファロスと起源室を割りつつ、全体除去を打っていくしかないか。白黒トークンでも言及したとおりサイドに増量の余地がなく、メインでの勝負を考えていくと、《拘留の宝球》4枚と《忘却の輪》2枚の併せて6枚くらいあると良いか(スロットがあるか?)《ルーンの光輪》で主要アタッカーの教区の勇者やアジャニの群れ仲間を指定しておくのも効果がありそう。
以上は、ヘタレが脳内で考えた対策なので、かなり怪しい。それぞれのデッキを使用している方で、「こんなエンチャントがいやだ」というのがあれば大募集(笑)。「饅頭怖い」はダメよ!
以上の考察をもとに次回はデッキを組み始めてみる。
(つづく)
シールドのGP,出たかったですね・・・
さて気を取り直して続きを(長くなっていてすみません)
+++++++++++
4.パーツの当てはめ(承前)
基本的には、受け身なコントロールデッキであるため、まず、相手のデッキごとに必要となるパーツを考えてみる。
(白黒緑ジャンク)
序盤のハンデスでピン除去や全体除去を落とされないよう《神聖の力線》で対応。これは、聖トラフトの天敵ヴェールのリリアナにも効く。原則全体除去に頼ることになるが、キッチンなどには《未達への旅》で対応。タルモ対策には《不忠の糸》と《安らかなる眠り》。サイは《金輪際》で対応できたらよいが、むしろ《金輪際》は衰微対応が優先。サイのお陰で衰微が減ってきている(らしい?)のはありがたい。
(出産の殻)
殻には《石のような静寂》で対応。全体除去はあまりささらないかもしれないのでピン除去を増やす必要があるか? 殻を止められればクリーチャーがある程度溜まるので全体除去も効果が出るとも考えられる。さばきが案外難しそうなマッチアップか。《石のような静寂》をメインから投入はちょっと難しいだろう。タルモ対策のカードはいうまでもなく残す。
(青赤デルバー&ティムールデルバー)
火力防止のため《神聖の力線》はフル装備。序盤は《死の重み》が重要。タルモ・瞬唱対策で《安らかなる眠り》も必須。土地を切り詰めているケースも多いため、案外《亡霊の牢獄》が刺さる可能性もあり。全体除去は不要となる。マナリークや差し戻しが多いようなら《猛牛の目》も有益だが、その見極めは難しそう。ティムールデルバーはこれにタルモが加わったと考えれば、デルバーにも効く《不忠の糸》が有効か。サイドから増量できればよいが・・・スロットが。
(双子&ツインタルモ)
《金輪際》で欠片の双子を止めるのが基本。いずれにせよ火力ははいっているであろうから《神聖の力線》を抜く必要はないであろう。タルモ入りなら《安らかな眠り》と《不忠の糸》。打ち消し呪文がそれなりに入っていれば《猛牛の目》をサイドイン。
(親和)
とにかく《石のような静寂》を出して(出来れば複数)、全体除去を構えるという方法のみ。《石のような静寂》のサイドの枚数が3枚か4枚か悩ましいところ。親和だけを考えれば4枚だが。第1ゲームをとるのは厳しいだろう。《弁論の幻霊》か《法の定め》も大いに活躍しそう。サイドに是非ほしいところ。
(トロン)
一番厄介そうな相手。かつて自分が使っていたデッキだからよく分かる。出来るだけ早く《金輪際》で忘却石とカーンをとめる必要があり、カーンを3ターン目に出されないためにも《広がる海》でウルザランド完成を阻止しなければならない。《ルーンの光輪》でエムラを指定しても滅殺は発動するので、《金輪際》でとめなくてはならないが、全ては塵まで考えに入れると《金輪際》の数が足りない。早い段階で《弁論の幻霊》(または《法の定め》)を出せれば、宝球やガラクタ等の連続使用をストップでき、少しはスピードダウンになりそう。《弁論の幻霊》もサイド要員か。真剣に対応するには、《広がる海》4枚だけでは足らず、《幽霊街》のサイド入りも検討しなければならないかも。いずれにせよ長引けば勝ち目はないので、聖トラフトセットで相手の隙にライフを削るしかないか。
(バーン)
とにかく《神聖の力線》を引くまでマリガンというのが基本。かさ増しにサイドから1枚《赤の防御円》を入れるというところか。第1ゲームは相手のデッキがわからないので《神聖の力線》を出せていなければ、厳しいかも。壁の増量という観点も含め《弁論の幻霊》のサイドインも有効か(しかし3マナはちょっと遅い?)。
(ジェスカイコンボ)
コンボをとめるには《弁論の幻霊》(または《法の定め》)が基本。宝船や探索を《安らかなる眠り》で封殺しておき、ギタクシア派の調査や火力も入っていると考えられるので、《神聖の力線》も有効。
(白黒トークン)
全体除去ではすぐに立ち直るのでちょっとやっかいか。清浄の名誉などの強化エンチャントをきちんと割る(宝球や輪っかで)のと併行してやっていく必要がある。エンチャント割りの増量が望ましいが、サイドにスロットはなさそう。《金輪際》の指定は未練ある魂や幽体の行列からか。《安全の領域》が劇的に刺さるが重いためメインで2枚くらいが限界。その増量代わりとして《亡霊の牢獄》が極めて有効。サイドインするべき。《拘留の宝球》はトークン一掃できるため強い。
(ソウルシスターズ&ノリンシスターズ)
白黒トークン同様、イーオスのレインジャーやサルベージ手段もあるため全体除去だけではすぐに立ち直る。また、試合時間が相当かかるのが通例なので(こちらも早いデッキではないため余計に)、1ゲームしかないと思ったほうがよく、サイドでの対応はあまり考えなくてもよいかもしれない。バーファロスと起源室を割りつつ、全体除去を打っていくしかないか。白黒トークンでも言及したとおりサイドに増量の余地がなく、メインでの勝負を考えていくと、《拘留の宝球》4枚と《忘却の輪》2枚の併せて6枚くらいあると良いか(スロットがあるか?)《ルーンの光輪》で主要アタッカーの教区の勇者やアジャニの群れ仲間を指定しておくのも効果がありそう。
以上は、ヘタレが脳内で考えた対策なので、かなり怪しい。それぞれのデッキを使用している方で、「こんなエンチャントがいやだ」というのがあれば大募集(笑)。「饅頭怖い」はダメよ!
以上の考察をもとに次回はデッキを組み始めてみる。
(つづく)
モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(4)
2015年1月10日 デッキレシピズアーとトラフト共存のデッキ使いがいらっしゃったとは、同じローグデッキ使いとして、親近感がわくところ。
3マナ2神もなかなか有効なフィニッシャー。ただ、どうもデッキを考えるにつれ、スロット不足が明らかになってきたような気がする。
悩みそう。
では続けましょう!
++++++++++++++
3.デッキの機能(コンセプトといっても構成といってもよい)について
要は、どういう戦い方をするデッキにするかということ。
「エンチャントパーツ探しよりこっちが先だろう」とつっこまれそうだが、本企画はあくまでも実際の過程をなぞることを主眼としており、実際には、そもそもデッキが作れそうか、エンチャントパーツ探しから始めたのも事実。その過程でおぼろげながら形が見えてきて、ここにたどりついたということ。
パーツ探しの段階で実はデッキの方向性が2つ混在しており、ふらついているというのがわかるだろうか。一つは聖トラフトにオーラをつけて早めに殴り勝つという路線と(風のゼンディゴンに心動かされるのもその証左)、相手を目いっぱい妨害しつつ、エンチャントのトークン製造などで勝つという純コントロール路線。ズアーはいずれにせよすぐ死にそうなので、あまり当てにはできないだろう。
正しいデッキの作り方としてはどちらかに特化すべきであろうが、前者に特化するとたぶん別のデッキになってしまうので(実はその昔呪禁+オーラデッキを作って、虎の子のクリーチャーを生贄に強制されボロ負けした記憶あり)、とりあえず基本は後者に置くとする。しかし、隙あらば早めに殴り勝つ手段も残しておけばよいかと考え(このあたりがデッキ構築の下手な所以かも)オーラを最小限にした上で聖トラフトは残す方向を模索することとする。
ビート全盛の今、コントロール寄りとするなら、まず全体除去(打ち消されない《至高の評決》がよいか)は必須になろう。そこにつなぐまでの時間稼ぎは、2マナ以下の壁(個人的にはデルバーも考えて到達を付与できる《絡み線の壁》が好きだが、ズアーで引っ張ることができて、貴重なライフゲインもでき、アタッカーにもなれる《ニクスの雄羊》が丸いだろう)と軽量除去(《死の重み》と《未達への旅》あたりか)に頼ることになる。
全体除去後、《金輪際》や《拘留の宝球》などでさらに妨害しつつ、《安全の領域》または複数の《亡霊の牢獄》で完全に蓋をして、白昇天か玉座の天使トークンまたは聖トラフトセット(例えば聖トラフト3,4枚に《天上の鎧》、《神格の鋼》、(夜明けの宝冠)各1)でフィニッシュという形にする。こんなイメージだろうか。もちろん、前回ご指摘いただいた2つの3マナ神様もフィニッシャー候補といえる。
色としては、白メインのエスパーカラータッチ緑ということになりそうだ。
4.パーツの当てはめ
3.に基づき、メタを想定しつつメインパーツを当てはめていく作業に。
現時点でのメタ上位に対応する形をメインとし、そこから少しはずれるところをサイドで補う形とする。
現在メタ上位と考えられるのは、先般の世界選手権やLast Sunあたりを参考にすると、だいたい以下のようになろうか。
Tier1として
白黒緑ジャンク
出産の殻
青赤デルバー
双子
ティムールデルバー
Tier2として
親和
トロン
バーン
ジェスカイコンボ
その少し下として
白黒トークン
ソウルシスターズ(ノリンシスターズ)
では、次回は一つずつ対応方法を考えてみる。
(つづく)
モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(3)
2015年1月9日 デッキレシピ コメント (4)(2)でコメントいただいたように、ズアーを用いたデッキは多少はあるようですね(ズアーとトラフトを同時に使うデッキはあるのかしら?)。とりあえず、レシピを見たいのをぐっと我慢して、わが道でまずデッキ構築をしてみようと思っています。そのあと、答あわせとして、実績を残したデッキレシピと比較検討するというのも面白いのではないかと。
では、続けましょう!
++++++++++++++
2.エンチャント探し(承前)
【3マナ】
《拘留の宝球》 1WU
→パーマネント除去の基本パーツ。相手がこれを使う場合や根絶系なども考え、忘却の輪と散らしたほうがいいか?
《不忠の糸》 1UU
→タルモ、デルバー、ボブなどを奪える。是非積みたいところ。しかし、かなり高くなっているようですね。
《地下世界の人脈》 1BB
→ドローソースとしては有益だが、ライフロスが痛そう。黒のダブシンもきついか?
《亡霊の牢獄》 2W
→今回全エンチャントリストをみて初めて知ったカード。ビート優勢な現在、案外使えそう。むしろ2枚貼れれば相当強そう。となると多めに積むべきか。横に並べるデッキには刺さる。そこで、メインからフルに積むか、メインはピン除去を基本としてサイドから入れるようにするか悩ましいところ。
《遮蔽する粘体》 2(G/U)
→マングースの血と争っているが、キャントリップをもっているところは好感。しかし、ズアーの被覆のためだけに1スロットはちょっともったいないか。
《弁論の幻霊》 2W
→こちらはクリーチャー枠というよりエンチャント枠か。ストームは完封できるが、他にどんなデッキに刺さるか、研究必要。有力なサイド要員か。法の定めとどちらがよいかは悩ましいところ。
《法の定め》 2W
→弁論の幻霊との比較。同じマナコストならば、生き残る可能性の高いこちらがよさそうだが、使われるのがストームやウィニーだとしたらブロッカーになる弁論の幻霊のほうがよいかもしれない。
《ナイレアの弓》 1GG
→3つのモードが選べる柔軟性は魅力。メインカラーになりそうもない緑のダブシンはネック。ズアーや教示者から引っ張ってくる候補として1枚差すか。
《厳かな守護者》 2B
→早く貼れればそれなりに意味がありそうだが、パンチに欠ける。
《金輪際》 1WW
→翻弄する魔導士が広く使われているところからもメインパーツか。コンボ封じの決定打の一つ。メイン4積みか。
《ファイレクシアの非生》 2W
→多少の時間稼ぎはできそう。スロットに余裕があれば、1枚差すか。
《禁固刑》 1WW
→対象を移動させられるところが魅力。ただし、未達の旅が1マナ軽いことを考えると、そちらが優先か。
《分霊の確約》 2W
→今回初めて知ったカード。聖トラフトのトークンが対象にならない(ですよね?)のが残念。それなりに強いエンチャントだと思うが、クリーチャーの少ないこのデッキには不要か。むしろ、ノリンシスターズや白黒トークンに挿してみたい1枚。
《エンチャント複製》 2U
→これも今回存在を始めて知ったカード。汎用性が高く、シルバーパレットにはぴったり。是非1枚入れたい。
《神格の鋼》 2(W/U)
→このデッキのためのようなエンチャント。聖トラフトにもズアーにもフィット。アンブロが素晴らしい。メインに是非。ズアーなら最初の攻撃時に必ず引っ張りたいオーラ。
《窒息》 2G
→青が濃いデッキには是非。ズアーで持ってくることを前提に、サイドに1枚というところか。
以上が、リスト斜め読みでひっかかった3マナ以下のエンチャントのファーストインプレッション。けっこう漏れもありそうだが。
その後4マナと5マナのエンチャントもチェック。まず、6マナ以上の素出しは考えないこととして、対象外。4マナ、5マナも教示者で持ってきたとしても自分で出さなければならないので最小限にとどめたい。というわけで、ここでは、本当に厳選されたごく少数のみ入れることが可能という態度で厳しく吟味。候補として残ったのは以下の6つくらい。
【4マナ】
《神聖の力線》 2WW
→モダンでは必須パーツ。火力のみならずハンデスも封じることから、青赤系、緑黒系両方に通用するため現状ではメイン搭載でOKか。となれば、ゲーム開始時に場に出せるよう4枚積みたいところ。白昇天とのシナジーも良い。(本当に久しぶりにこのカードの値段を見てたまげた。まあ、当然といえば当然かもしれないが)
《虚空の力線》 2BB
→リアニ系対策の良パーツ。サイド候補。安らかなる眠りを使うのなら不要か。
《開花の幻霊》 2GG
→星座シリーズで使えそうな唯一のカード。ドローソースとしては地下人脈よりはるかによいが、4マナであること(ズアーの対象外)、緑のダブシンであることがネックか。ドローソースとしては《新緑の女魔術師》もあり。こちらは同じく緑のダブシンだが3マナ。しかし、クリーチャーなのでズアーの対象外。どちらが良いか微妙なところ。
《地のうねり》 3G
→ミシュラランドを一定数以上用いるのであれば、一考に価するか。
【5マナ】
《安全の領域》 4W
→重いがこのデッキには最高にフィットする1枚。メインで是非。
《空位の玉座の印章》 3WW
→これも強烈。もう一つのフィニッシャー。是非1枚は。
こんなところ。なんだかフィニッシャー候補が増えてきた(笑)。
次回はデッキの機能(構成)について。
(つづく)
では、続けましょう!
++++++++++++++
2.エンチャント探し(承前)
【3マナ】
《拘留の宝球》 1WU
→パーマネント除去の基本パーツ。相手がこれを使う場合や根絶系なども考え、忘却の輪と散らしたほうがいいか?
《不忠の糸》 1UU
→タルモ、デルバー、ボブなどを奪える。是非積みたいところ。しかし、かなり高くなっているようですね。
《地下世界の人脈》 1BB
→ドローソースとしては有益だが、ライフロスが痛そう。黒のダブシンもきついか?
《亡霊の牢獄》 2W
→今回全エンチャントリストをみて初めて知ったカード。ビート優勢な現在、案外使えそう。むしろ2枚貼れれば相当強そう。となると多めに積むべきか。横に並べるデッキには刺さる。そこで、メインからフルに積むか、メインはピン除去を基本としてサイドから入れるようにするか悩ましいところ。
《遮蔽する粘体》 2(G/U)
→マングースの血と争っているが、キャントリップをもっているところは好感。しかし、ズアーの被覆のためだけに1スロットはちょっともったいないか。
《弁論の幻霊》 2W
→こちらはクリーチャー枠というよりエンチャント枠か。ストームは完封できるが、他にどんなデッキに刺さるか、研究必要。有力なサイド要員か。法の定めとどちらがよいかは悩ましいところ。
《法の定め》 2W
→弁論の幻霊との比較。同じマナコストならば、生き残る可能性の高いこちらがよさそうだが、使われるのがストームやウィニーだとしたらブロッカーになる弁論の幻霊のほうがよいかもしれない。
《ナイレアの弓》 1GG
→3つのモードが選べる柔軟性は魅力。メインカラーになりそうもない緑のダブシンはネック。ズアーや教示者から引っ張ってくる候補として1枚差すか。
《厳かな守護者》 2B
→早く貼れればそれなりに意味がありそうだが、パンチに欠ける。
《金輪際》 1WW
→翻弄する魔導士が広く使われているところからもメインパーツか。コンボ封じの決定打の一つ。メイン4積みか。
《ファイレクシアの非生》 2W
→多少の時間稼ぎはできそう。スロットに余裕があれば、1枚差すか。
《禁固刑》 1WW
→対象を移動させられるところが魅力。ただし、未達の旅が1マナ軽いことを考えると、そちらが優先か。
《分霊の確約》 2W
→今回初めて知ったカード。聖トラフトのトークンが対象にならない(ですよね?)のが残念。それなりに強いエンチャントだと思うが、クリーチャーの少ないこのデッキには不要か。むしろ、ノリンシスターズや白黒トークンに挿してみたい1枚。
《エンチャント複製》 2U
→これも今回存在を始めて知ったカード。汎用性が高く、シルバーパレットにはぴったり。是非1枚入れたい。
《神格の鋼》 2(W/U)
→このデッキのためのようなエンチャント。聖トラフトにもズアーにもフィット。アンブロが素晴らしい。メインに是非。ズアーなら最初の攻撃時に必ず引っ張りたいオーラ。
《窒息》 2G
→青が濃いデッキには是非。ズアーで持ってくることを前提に、サイドに1枚というところか。
以上が、リスト斜め読みでひっかかった3マナ以下のエンチャントのファーストインプレッション。けっこう漏れもありそうだが。
その後4マナと5マナのエンチャントもチェック。まず、6マナ以上の素出しは考えないこととして、対象外。4マナ、5マナも教示者で持ってきたとしても自分で出さなければならないので最小限にとどめたい。というわけで、ここでは、本当に厳選されたごく少数のみ入れることが可能という態度で厳しく吟味。候補として残ったのは以下の6つくらい。
【4マナ】
《神聖の力線》 2WW
→モダンでは必須パーツ。火力のみならずハンデスも封じることから、青赤系、緑黒系両方に通用するため現状ではメイン搭載でOKか。となれば、ゲーム開始時に場に出せるよう4枚積みたいところ。白昇天とのシナジーも良い。(本当に久しぶりにこのカードの値段を見てたまげた。まあ、当然といえば当然かもしれないが)
《虚空の力線》 2BB
→リアニ系対策の良パーツ。サイド候補。安らかなる眠りを使うのなら不要か。
《開花の幻霊》 2GG
→星座シリーズで使えそうな唯一のカード。ドローソースとしては地下人脈よりはるかによいが、4マナであること(ズアーの対象外)、緑のダブシンであることがネックか。ドローソースとしては《新緑の女魔術師》もあり。こちらは同じく緑のダブシンだが3マナ。しかし、クリーチャーなのでズアーの対象外。どちらが良いか微妙なところ。
《地のうねり》 3G
→ミシュラランドを一定数以上用いるのであれば、一考に価するか。
【5マナ】
《安全の領域》 4W
→重いがこのデッキには最高にフィットする1枚。メインで是非。
《空位の玉座の印章》 3WW
→これも強烈。もう一つのフィニッシャー。是非1枚は。
こんなところ。なんだかフィニッシャー候補が増えてきた(笑)。
次回はデッキの機能(構成)について。
(つづく)
モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(2)
2015年1月8日 デッキレシピ コメント (2)いやあ、DNは素晴らしい。早速チューターについて有益なアドバイスをいただきました。
私の頭の片隅にあったのは《牧歌的な教示者》だったということがわかりました。
それを、クリーチャーに限定して検索をかけていたので、見つかるはずもなく・・・でも、「教示者」といわれたら、クリーチャーだと思いません?
M15とニクスへの旅は、北京赴任騒動にてまったくチェックせずに来てしまったため、知らなかったというお粗末な話。脂火玉は私がMTGを始める前の神河ブロックのカード。面白いですね。別のデッキの構想が膨らみそう。
これらを参考にしつつ、さあ、続けます。
++++++++++++++
2.エンチャント探し
ズアーで引っ張ってくるエンチャント探しとして始めた作業だが、よく考えてみれば、モダンでは3マナ圏くらいまでが勝負どころ。
結局のところ、デッキの大部分は3マナ以下のエンチャントで構築されるべきなので、ズアーを引く引かないにかかわらず、事実上のメインパーツ探しということになる。
まずは、ざっと書き出してみて、使用目的にかんがみて、また、メタの状況も勘案して、採用・不採用を、後刻この書き出しを見て考えてみることとする。
とりあえず、色は不問。
まずは、ファーストインプレッションのみを書いておく。
すでに、ファーストインプレッションで候補から落ちたようなものも入っているが、一応は思考の過程のメモとして残しておこう。
エンチャントのスロットはカツカツになりそうなので、色マナを出す(マナブースト)土地へのエンチャントはとりあえず外した。
【1マナ】
《死の重み》 B
→軽量除去としては優秀。まずデルバー殺しには一番良いかと。
《天上の鎧》 W
→フィニッシュパーツ。でも1枚で十分か。
《魂の階段の探検》 B
→クリーチャーが少ないのでズアーなど必ず即殺される。となるとクリーチャーサルベージはお守りに1枚いいのでは。土地3枚も何とかなるか?
《風のゼンディゴン》 U
→ダークスティールの城塞に是非つけたいが4色または5色になりそうなデッキにそのスロットはなし。親和ハサミでやれっていう話でしょうね。
【2マナ】
《破滅蜂の苦悩》 1B
→相手のサイやタルモにつけたら・・と考えたが、そもそもこちら側の生物除去は追放がメインなのでダメね。
《赤の防御円》 1W
→汎用性は高そう。サイド候補か。
《マングースの血》 1G
→ズアーを守る役割を考え、手札に戻るこれがよいかと思ったが、そのために1スロットはもったいないか。後ででてくる遮蔽する粘体(3マナ)との争いか。
《夜明けの宝冠》 WW
→個人的に大好きなオーラ。それだけ。しかし、トラフトにつけたら強いと思うんだけど・・・5/5 絆魂、警戒、先制攻撃、呪禁・・・
《偉大なるオーラ術》 1W
→エンチャントを守るには一番強い。ただし、相手がエンチャントを割るカードを増やしてくる2戦目からのサイドインが正解そう。
《未達への旅》 1W
→完全除去にはならないが、軽くてよい除去。拘留の宝球と並んで除去の基本か。
《ルーンの光輪》 1W
→双子などでも総督を指定すれば一応死なないはず(ですよね?)。デルバー、タルモ、サイ指定でも時間稼ぎにはなりそう。使い方に難しさはあるが、金輪際より1マナ軽いのが魅力。うまく使えるならメイン候補にもなりうるか。要研究。使い方のアドバイスいただけたらうれしい!(と他力本願・・・)
《光輝王の昇天》 1W
→ちょっと冗長ではあるが、クリーチャーより生き残り易そうなので、別線のフィニッシャーとして1、2枚は採用してもよいか。
《避難所の印》 1W
→火力からクリーチャーを守るものだが、守る対象はズアーくらいしかないので、意味はなさそう。
《霊魂のマントル》 1W
→アンブロにして、万年ブロッカーにもなる。攻めにも守りにも使えると考えると悪くないが、クリーチャーが少ないデッキでは無用か。
《安らかなる眠り》 1W
→墓地利用の完全回答。魂の階段の探検と併用できないことに留意。タルモ、瞬唱なども封殺できる。宝船全盛の今ならメインでも。
《広がりゆく海》 1U
→間違いなく天敵トロン専用サイドでしょう。4積み確定。
《猛牛の目》 1G
→青の打消し多用のデッキには刺さるはず。メタ次第だがサイド要員か。
《石のような静寂》 1W
→おなじみ親和対策。このデッキでは忘却石対策という意味でも重要。サイドに3、4枚は欲しいところ。
《ニクスの雄羊》 1U
→エンチャントというよりクリーチャー枠。序盤守るための壁役としては有力候補になりそう。壁役がエンチャントにカウントできるのも悪くないし、オーラをつけて攻撃に回ることもできる。《偉大なるオーラ術》でも守られる。
(つづく)
私の頭の片隅にあったのは《牧歌的な教示者》だったということがわかりました。
それを、クリーチャーに限定して検索をかけていたので、見つかるはずもなく・・・でも、「教示者」といわれたら、クリーチャーだと思いません?
M15とニクスへの旅は、北京赴任騒動にてまったくチェックせずに来てしまったため、知らなかったというお粗末な話。脂火玉は私がMTGを始める前の神河ブロックのカード。面白いですね。別のデッキの構想が膨らみそう。
これらを参考にしつつ、さあ、続けます。
++++++++++++++
2.エンチャント探し
ズアーで引っ張ってくるエンチャント探しとして始めた作業だが、よく考えてみれば、モダンでは3マナ圏くらいまでが勝負どころ。
結局のところ、デッキの大部分は3マナ以下のエンチャントで構築されるべきなので、ズアーを引く引かないにかかわらず、事実上のメインパーツ探しということになる。
まずは、ざっと書き出してみて、使用目的にかんがみて、また、メタの状況も勘案して、採用・不採用を、後刻この書き出しを見て考えてみることとする。
とりあえず、色は不問。
まずは、ファーストインプレッションのみを書いておく。
すでに、ファーストインプレッションで候補から落ちたようなものも入っているが、一応は思考の過程のメモとして残しておこう。
エンチャントのスロットはカツカツになりそうなので、色マナを出す(マナブースト)土地へのエンチャントはとりあえず外した。
【1マナ】
《死の重み》 B
→軽量除去としては優秀。まずデルバー殺しには一番良いかと。
《天上の鎧》 W
→フィニッシュパーツ。でも1枚で十分か。
《魂の階段の探検》 B
→クリーチャーが少ないのでズアーなど必ず即殺される。となるとクリーチャーサルベージはお守りに1枚いいのでは。土地3枚も何とかなるか?
《風のゼンディゴン》 U
→ダークスティールの城塞に是非つけたいが4色または5色になりそうなデッキにそのスロットはなし。親和ハサミでやれっていう話でしょうね。
【2マナ】
《破滅蜂の苦悩》 1B
→相手のサイやタルモにつけたら・・と考えたが、そもそもこちら側の生物除去は追放がメインなのでダメね。
《赤の防御円》 1W
→汎用性は高そう。サイド候補か。
《マングースの血》 1G
→ズアーを守る役割を考え、手札に戻るこれがよいかと思ったが、そのために1スロットはもったいないか。後ででてくる遮蔽する粘体(3マナ)との争いか。
《夜明けの宝冠》 WW
→個人的に大好きなオーラ。それだけ。しかし、トラフトにつけたら強いと思うんだけど・・・5/5 絆魂、警戒、先制攻撃、呪禁・・・
《偉大なるオーラ術》 1W
→エンチャントを守るには一番強い。ただし、相手がエンチャントを割るカードを増やしてくる2戦目からのサイドインが正解そう。
《未達への旅》 1W
→完全除去にはならないが、軽くてよい除去。拘留の宝球と並んで除去の基本か。
《ルーンの光輪》 1W
→双子などでも総督を指定すれば一応死なないはず(ですよね?)。デルバー、タルモ、サイ指定でも時間稼ぎにはなりそう。使い方に難しさはあるが、金輪際より1マナ軽いのが魅力。うまく使えるならメイン候補にもなりうるか。要研究。使い方のアドバイスいただけたらうれしい!(と他力本願・・・)
《光輝王の昇天》 1W
→ちょっと冗長ではあるが、クリーチャーより生き残り易そうなので、別線のフィニッシャーとして1、2枚は採用してもよいか。
《避難所の印》 1W
→火力からクリーチャーを守るものだが、守る対象はズアーくらいしかないので、意味はなさそう。
《霊魂のマントル》 1W
→アンブロにして、万年ブロッカーにもなる。攻めにも守りにも使えると考えると悪くないが、クリーチャーが少ないデッキでは無用か。
《安らかなる眠り》 1W
→墓地利用の完全回答。魂の階段の探検と併用できないことに留意。タルモ、瞬唱なども封殺できる。宝船全盛の今ならメインでも。
《広がりゆく海》 1U
→間違いなく天敵トロン専用サイドでしょう。4積み確定。
《猛牛の目》 1G
→青の打消し多用のデッキには刺さるはず。メタ次第だがサイド要員か。
《石のような静寂》 1W
→おなじみ親和対策。このデッキでは忘却石対策という意味でも重要。サイドに3、4枚は欲しいところ。
《ニクスの雄羊》 1U
→エンチャントというよりクリーチャー枠。序盤守るための壁役としては有力候補になりそう。壁役がエンチャントにカウントできるのも悪くないし、オーラをつけて攻撃に回ることもできる。《偉大なるオーラ術》でも守られる。
(つづく)
モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(1)
2015年1月7日 デッキレシピ コメント (3)八十岡さんも(マナバーン誌で)言っているように、MTGはデッキを作るのが一番楽しいはず。
そこを放棄してはもったいない。
とはいえ、全世界の英知が日夜デッキ構築を考えている中、脳みその乏しい自分にまともなデッキが作れるわけもなく、結局は、「面白いと思ったデッキレシピ」(ローグデッキ使いとしてはここ重要)をもとに、自分の趣味で改変(改悪)して、実践してきたというのが現実。
しかし、うんこデッキでもいいから、久々に一からデッキを考えてみようと(ローテ替わりの時には結構自分で一からスタンデッキを組み立ててみますが)、それも、無謀にも「モダン」で・・・
というわけで、モダン(うんこ)ローグデッキの構築を、一から記録しつつやってみようと思った次第。
まったく、誰得の企画ですが、せいぜい突っ込みを入れていただけたら幸いです。
******************
1.何を作るか
ローグデッキということは、まず、現在誰も使っていないデッキ(この時点で負けフラグが立っているような気もするが)。
とはいえ、新たにコンボを考えつくわけもなし・・・
そのとき、ふと目についたのが、《結界師ズアー》。
これで、エンチャントシルバーパレットデッキが作れないか・・・というのが出発点。
テーロスのテーマもエンチャントだったこともあり、資源は広がっている?。
しかし、そういうレシピは目にしたことはない。
それに、なにより、現在のモダンでは(と言ってもよく知らないが)エンチャントの全体破壊が可能なカードで比較的目にするのは、《忘却石》、《全ては塵》、《円盤の大魔術師》くらいか・・・
え? すでに「トロンで終了」フラグではないのか?
まあ、トロン対策は後で考えるとして(をいをい)、それ以外のデッキならエンチャントの全体破壊はなさそう・・・クリーチャー除去よりエンチャントを割るカードも絶対的に少ないはず。
ワンチャンあるんじゃね?
というわけで、さっそくチャレンジ。
とはいえ、ズアーだけではエンチャントを引っ張ってくる力は弱い。
他にエンチャントのチューターを探してみたが・・・・
ない!
何と、これしかチューターがないとは思わなかった(そうですよね。もし見落としていたら教えてください!)。
さっそく暗雲が・・・
なんとなくチューターだと思いこんでいた《オーラ術師》は、墓地から手札へのサルベージだった。
となると、ある程度マナカーブを意識したエンチャント枚数で構築していかなくては・・・
まあ、気を取り直して、ズアーで引っ張ってくるエンチャント探しを開始。
モダンで3マナ以下のエンチャントは全部で600くらいありそう(Wisdom Guildは587と言っている)。そこから、ざっとリストを斜め読みして、何とか使えそうなものをリストアップするという作業から。
それと並行して、フィニッシュ手段を考えてみる。
トークンを生むようなエンチャント(たとえば白昇天)から生まれたトークンで勝つというのが正道なような気がするが、コントロールデッキを使うのが苦手なヘタレだけに、どうしても手っ取り早いビート方向に。
個人的好みとしては、場に溢れたエンチャントを活用して《天上の鎧》で一発フィニッシュというのをやってみたい。
となると、呪禁クリーチャー。
ズアーと色が合う《聖トラフト》の一択ですな。
(つづく)
そこを放棄してはもったいない。
とはいえ、全世界の英知が日夜デッキ構築を考えている中、脳みその乏しい自分にまともなデッキが作れるわけもなく、結局は、「面白いと思ったデッキレシピ」(ローグデッキ使いとしてはここ重要)をもとに、自分の趣味で改変(改悪)して、実践してきたというのが現実。
しかし、うんこデッキでもいいから、久々に一からデッキを考えてみようと(ローテ替わりの時には結構自分で一からスタンデッキを組み立ててみますが)、それも、無謀にも「モダン」で・・・
というわけで、モダン(うんこ)ローグデッキの構築を、一から記録しつつやってみようと思った次第。
まったく、誰得の企画ですが、せいぜい突っ込みを入れていただけたら幸いです。
******************
1.何を作るか
ローグデッキということは、まず、現在誰も使っていないデッキ(この時点で負けフラグが立っているような気もするが)。
とはいえ、新たにコンボを考えつくわけもなし・・・
そのとき、ふと目についたのが、《結界師ズアー》。
これで、エンチャントシルバーパレットデッキが作れないか・・・というのが出発点。
テーロスのテーマもエンチャントだったこともあり、資源は広がっている?。
しかし、そういうレシピは目にしたことはない。
それに、なにより、現在のモダンでは(と言ってもよく知らないが)エンチャントの全体破壊が可能なカードで比較的目にするのは、《忘却石》、《全ては塵》、《円盤の大魔術師》くらいか・・・
え? すでに「トロンで終了」フラグではないのか?
まあ、トロン対策は後で考えるとして(をいをい)、それ以外のデッキならエンチャントの全体破壊はなさそう・・・クリーチャー除去よりエンチャントを割るカードも絶対的に少ないはず。
ワンチャンあるんじゃね?
というわけで、さっそくチャレンジ。
とはいえ、ズアーだけではエンチャントを引っ張ってくる力は弱い。
他にエンチャントのチューターを探してみたが・・・・
ない!
何と、これしかチューターがないとは思わなかった(そうですよね。もし見落としていたら教えてください!)。
さっそく暗雲が・・・
なんとなくチューターだと思いこんでいた《オーラ術師》は、墓地から手札へのサルベージだった。
となると、ある程度マナカーブを意識したエンチャント枚数で構築していかなくては・・・
まあ、気を取り直して、ズアーで引っ張ってくるエンチャント探しを開始。
モダンで3マナ以下のエンチャントは全部で600くらいありそう(Wisdom Guildは587と言っている)。そこから、ざっとリストを斜め読みして、何とか使えそうなものをリストアップするという作業から。
それと並行して、フィニッシュ手段を考えてみる。
トークンを生むようなエンチャント(たとえば白昇天)から生まれたトークンで勝つというのが正道なような気がするが、コントロールデッキを使うのが苦手なヘタレだけに、どうしても手っ取り早いビート方向に。
個人的好みとしては、場に溢れたエンチャントを活用して《天上の鎧》で一発フィニッシュというのをやってみたい。
となると、呪禁クリーチャー。
ズアーと色が合う《聖トラフト》の一択ですな。
(つづく)