モダン(うんこ)ローグデッキ構築記(4)
2015年1月10日 デッキレシピズアーとトラフト共存のデッキ使いがいらっしゃったとは、同じローグデッキ使いとして、親近感がわくところ。
3マナ2神もなかなか有効なフィニッシャー。ただ、どうもデッキを考えるにつれ、スロット不足が明らかになってきたような気がする。
悩みそう。
では続けましょう!
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3.デッキの機能(コンセプトといっても構成といってもよい)について
要は、どういう戦い方をするデッキにするかということ。
「エンチャントパーツ探しよりこっちが先だろう」とつっこまれそうだが、本企画はあくまでも実際の過程をなぞることを主眼としており、実際には、そもそもデッキが作れそうか、エンチャントパーツ探しから始めたのも事実。その過程でおぼろげながら形が見えてきて、ここにたどりついたということ。
パーツ探しの段階で実はデッキの方向性が2つ混在しており、ふらついているというのがわかるだろうか。一つは聖トラフトにオーラをつけて早めに殴り勝つという路線と(風のゼンディゴンに心動かされるのもその証左)、相手を目いっぱい妨害しつつ、エンチャントのトークン製造などで勝つという純コントロール路線。ズアーはいずれにせよすぐ死にそうなので、あまり当てにはできないだろう。
正しいデッキの作り方としてはどちらかに特化すべきであろうが、前者に特化するとたぶん別のデッキになってしまうので(実はその昔呪禁+オーラデッキを作って、虎の子のクリーチャーを生贄に強制されボロ負けした記憶あり)、とりあえず基本は後者に置くとする。しかし、隙あらば早めに殴り勝つ手段も残しておけばよいかと考え(このあたりがデッキ構築の下手な所以かも)オーラを最小限にした上で聖トラフトは残す方向を模索することとする。
ビート全盛の今、コントロール寄りとするなら、まず全体除去(打ち消されない《至高の評決》がよいか)は必須になろう。そこにつなぐまでの時間稼ぎは、2マナ以下の壁(個人的にはデルバーも考えて到達を付与できる《絡み線の壁》が好きだが、ズアーで引っ張ることができて、貴重なライフゲインもでき、アタッカーにもなれる《ニクスの雄羊》が丸いだろう)と軽量除去(《死の重み》と《未達への旅》あたりか)に頼ることになる。
全体除去後、《金輪際》や《拘留の宝球》などでさらに妨害しつつ、《安全の領域》または複数の《亡霊の牢獄》で完全に蓋をして、白昇天か玉座の天使トークンまたは聖トラフトセット(例えば聖トラフト3,4枚に《天上の鎧》、《神格の鋼》、(夜明けの宝冠)各1)でフィニッシュという形にする。こんなイメージだろうか。もちろん、前回ご指摘いただいた2つの3マナ神様もフィニッシャー候補といえる。
色としては、白メインのエスパーカラータッチ緑ということになりそうだ。
4.パーツの当てはめ
3.に基づき、メタを想定しつつメインパーツを当てはめていく作業に。
現時点でのメタ上位に対応する形をメインとし、そこから少しはずれるところをサイドで補う形とする。
現在メタ上位と考えられるのは、先般の世界選手権やLast Sunあたりを参考にすると、だいたい以下のようになろうか。
Tier1として
白黒緑ジャンク
出産の殻
青赤デルバー
双子
ティムールデルバー
Tier2として
親和
トロン
バーン
ジェスカイコンボ
その少し下として
白黒トークン
ソウルシスターズ(ノリンシスターズ)
では、次回は一つずつ対応方法を考えてみる。
(つづく)
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