【Draft】前環境と思い出
2015年3月31日 ゲームMTGを初めてそこそこ長い年月が経ち、その間濃淡はあれど、仕事と家庭の傍ら細々と続けてきたわけですが、実はドラフトはほとんどやったことがありませんでした。
今回北京に赴任し、MOを始めたことにより生まれて初めてドラフトと向き合ったという気がします。ごくたまに遊びを兼ねてドラフトに参加することはありましたが、その環境やアーキタイプもろくに理解することも無く参加していたので、勝てるわけも無く、養分でした。
初めて多少なりとも回数を経験した(といっても十数回程度ですが)前環境では、最初はなかなか勝てずにいましたが、ある対戦相手にボッコにされたことを契機に、三原プロの編み出した5色怪物のアーキテクトに目覚め、それを実践することにより、そこそこ勝てるようになりました。何よりもサインだ何だを気にせず、色も気にせず、ただただ強いカード又は多色土地を取っていけばよいというのは、ある意味気が楽なピックです。
その結果、自分なりのルールとして、壁+接死を計4~5枚(序盤を耐えるため)、ピン除去は2~3枚、エンチャント破壊をサイドに1枚(白包囲などは除去しないと即負け)、多色土地は8枚以上を目安(色は問わずバランスよく)、ピックの終盤で多色土地で色の弱いところを補強する戦旗を2枚とる、探査の強いカードをとれれば墓地を肥やせるカード(《ティガムの策謀》か《スゥルタイの頭蓋守り》がいいですね)を意識して2~4枚を組み込むようにするというところでしょうか。これらのカードと土地のどちらを優先するかというところが、このピックの唯一の悩みどころであり、技術かと思います。コモンの主力は、ほぼ毎回確実に《グドゥルの嫌悪者》&《雪角の乗り手》が担い、平均してこの2種類で4枚はとれます。そして、このアーキテクトの場合、安いカードでもある《恐るべき目覚め》が超強力なカードとなるのも面白いです。
こんなピックをしていたら、MTGを始めた頃を思い出しました。
私の唯一MTGの師匠とも呼べる方は、1996年の最初の日本選手権に3位となり、初の世界選手権代表にもなった山口竜太郎氏で、私が一番最初にMTGを始めたイエローサブマリン新宿ハイパーアリーナ(今はもうありませんが)にたまに顔を出されていました。
山口氏と何度か遊びで4人ドラフトをしたことがあったのですが、氏は色に関わり無く強いカードからピックしていくこととしていて、5色デッキなどいつものこと・・・という感じで、それでも圧倒的な強さを誇っていました。「色のサインをみて棲み分けるなどというのは一緒の談合であり、ゲームではない」という持論があり、今日のドラフトのセオリーとは全く相反するこの考え方を今も強烈に記憶しています。
5色怪物デッキのピックをしていて、つくづくこの言葉を噛みしめています。
今回北京に赴任し、MOを始めたことにより生まれて初めてドラフトと向き合ったという気がします。ごくたまに遊びを兼ねてドラフトに参加することはありましたが、その環境やアーキタイプもろくに理解することも無く参加していたので、勝てるわけも無く、養分でした。
初めて多少なりとも回数を経験した(といっても十数回程度ですが)前環境では、最初はなかなか勝てずにいましたが、ある対戦相手にボッコにされたことを契機に、三原プロの編み出した5色怪物のアーキテクトに目覚め、それを実践することにより、そこそこ勝てるようになりました。何よりもサインだ何だを気にせず、色も気にせず、ただただ強いカード又は多色土地を取っていけばよいというのは、ある意味気が楽なピックです。
その結果、自分なりのルールとして、壁+接死を計4~5枚(序盤を耐えるため)、ピン除去は2~3枚、エンチャント破壊をサイドに1枚(白包囲などは除去しないと即負け)、多色土地は8枚以上を目安(色は問わずバランスよく)、ピックの終盤で多色土地で色の弱いところを補強する戦旗を2枚とる、探査の強いカードをとれれば墓地を肥やせるカード(《ティガムの策謀》か《スゥルタイの頭蓋守り》がいいですね)を意識して2~4枚を組み込むようにするというところでしょうか。これらのカードと土地のどちらを優先するかというところが、このピックの唯一の悩みどころであり、技術かと思います。コモンの主力は、ほぼ毎回確実に《グドゥルの嫌悪者》&《雪角の乗り手》が担い、平均してこの2種類で4枚はとれます。そして、このアーキテクトの場合、安いカードでもある《恐るべき目覚め》が超強力なカードとなるのも面白いです。
こんなピックをしていたら、MTGを始めた頃を思い出しました。
私の唯一MTGの師匠とも呼べる方は、1996年の最初の日本選手権に3位となり、初の世界選手権代表にもなった山口竜太郎氏で、私が一番最初にMTGを始めたイエローサブマリン新宿ハイパーアリーナ(今はもうありませんが)にたまに顔を出されていました。
山口氏と何度か遊びで4人ドラフトをしたことがあったのですが、氏は色に関わり無く強いカードからピックしていくこととしていて、5色デッキなどいつものこと・・・という感じで、それでも圧倒的な強さを誇っていました。「色のサインをみて棲み分けるなどというのは一緒の談合であり、ゲームではない」という持論があり、今日のドラフトのセオリーとは全く相反するこの考え方を今も強烈に記憶しています。
5色怪物デッキのピックをしていて、つくづくこの言葉を噛みしめています。
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