さて、MUD(Postなし)を、代表的なレシピで少し回してみる。

いわゆる無色バージョンと、タッチ赤で《ゴブリンの溶接工》を用いる形を。

さすがに、一つのアーキテクトとして確立しているだけのことはあり、感心させられるが、やはり土地にはCloud Postパッケージがあった方が強いなと感じる。最近のレシピの多くがその形になっているのも納得。となると、MUD-Postということになり、無色Postにかなり近づく。両者の違いは、私個人の考えでは、鍛冶場主が入っているのがMUD-Postで、入っていないのが無色Postということになる(というのも、MUDの最大の特徴といわれる金属細工師を私は無色Post で使っちゃっているから・・笑)。

まあ、ここまで近づくなら無色Postの調整に精を出したほうがいいな~などと思っていたときに、目に留まったのが、《屑鉄の学者、ダレッティ》を中心にすえたアーティファクトのリアニデッキ。

http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/832

レシピを見ただけでは正直なところどのような動きをするデッキかはわからなかったが、アーティファクトのシルバーパレット戦略がとれ、ワームとぐろエンジンが墓地と戦場をぐるぐる回り、イシュ・サーが手札→墓地→戦場→手札と循環するいうのは分かる。何やら訳も無くこのレシピに感激し、魅せられてしまった。

幸い、ダグ・フェイデン以外に持っていないカードで値の張りそうなカードはなさそうなので(但しデュアランはもっていないのでショックランドで代替)、まずはプロキシで組むこととする。

一人で回してみる・・・難しい!!!・・しかし、それ以上に面白い。一手一手に恐ろしいほど多くの選択肢があり、正直なところ私の能力では上手く回せないのは明らかであるが、面白くて止められない。相手に合わせて必要牌を持ってくることができるアーティファクトのシルバーパレットは本当に面白い。大好きなからみつく鉄線を駆使するのもマル。

正直強いデッキかどうかはわからないが、乗り手がよければそこそこやるんじゃないだろうか。

難点はダレッティを封じられると(針とか刺されるんだろうな・・そのためのチャリスでもあるんだろうが)かなり弱くなること。しかし、三種のPWを駆使するので、針も足りんだろう。

そして、煙突などについてWikiを読んでいて、このデッキにはヴィンテージのスタックスのパーツがかなり盛り込まれていることを知る(絡みつく鉄線、三なる宝球、煙突など)。いわゆるテゼレッターの系譜上のデッキというよりは、スタックスのレガシー版というイメージだろうか。

色マナ調達(序盤でTransmute Artifactが青マナ2つを要求)に難があるのは明らかなので、少しマナ基盤をいじる。

しばらくは、これで遊んでみよう。

というわけでデュアラン以外の持っていないカードを調達。

今回の一時帰国のお供は、「緑壁ポスト」とこの「ダレッティーテゼレット」に決定。

あと、生まれて初めてレガシーのために組んで公式戦に出た思い出深い「亜神ブーーン」を改めて組んでいるので、それを合わせて3つか。

無色Postの調整は今回の一時帰国が終わってからということで・・・
そういえば、ウギンの構築物を入れるという新たな技も記事にあったな・・・・



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